ニュースの天才 [DVD]

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    • (8)
  • 90レビュー
監督 : ビリー・レイ 
出演 : ヘイデン・クリステンセン  ピーター・サースガード  クロエ・セヴィニー  ハンク・アザリア 
制作 : ビリー・レイ 
  • ハピネット (2006年10月27日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4907953018747

ニュースの天才 [DVD]の感想・レビュー・書評

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  • 会社の同僚、上司。
    みんなから好かれていた主人公(記者)が嘘を書いたり言ったりしてしまう話。
    ひょんとした事でついてしまった小さな嘘が、どんどん大事になっていき、最終的には暴かれ始める。そして大騒ぎ。
    これは人生に残るような大きな嘘をついてしまい、心に傷が残った事がある人にとっては死にたくなる程胸が痛む作品。
    逆に考え、そんな嘘をついた事がないという人は、嘘を暴くシーンでは「やった!」等。喜びの感情が起こるでしょう。
    因みに私は前者でした。「ヤバい、しまった」とか思ってしまったから。
    ほんとに心が痛くなります、こういう作品は。
    誰かと一緒には観たくない映画だなぁ。笑

    こういう事が起こったら例え庇ってくれる人が沢山いたとしても、事実に気付いてしまった人が1人でもいたらそこに居続ける事は難しいものなのよ。
    だから主人公はクビになってよかったねって思う。私だったら自分から辞表を出す、きっと。
    レビューでは酷い言われようなとこもあったけど、この映画。
    私は映画の評価っていうのはどんな感情を生まれさせるにしても、1つの作品の中でどれだけの数の感情を生まれさせる事が出来るか、という所も観ているので、その点では文句無しの5つ星でした。が、主人公が何故記事を捏造したかがいまいち分からなかった部分があったので全体評価は4つ星。

    だって普通の人から観たら作中の女性達に対して「何で庇うんだよ」って思う所が私は「庇ってあげて、何も聞かないであげて」だったから。
    まあそういう事しちゃったら1回痛い目見るのが1番っちゃあ1番です。笑


    ・・・という所でしたが、そういう経験が昔あった私にとってはかなり胸がキリキリしたなぁこの映画。
    経験の観点。面白いよ。

  • まず、邦題のタイトル『ニュースの天才』と内容が違う。
    原題は『Shattered glass(粉々に割れたガラス)』で、
    主人公Glassの名前と、彼の心が粉々に砕けていく過程にかけてある。
    ニュースの天才などどのシーンにも出てこない。

    この映画では「彼は何故捏造したか」じゃなくて、
    「捏造がバレそうになった時に、彼はどう行動したか」に主眼が置かれている。
    だから「何故捏造したのか」という部分はついに語られないままに物語は終わる。
    そのためか主人公にあまり感情移入できなかった。
    自分は捏造した主人公にもっと光を当ててほしかった。

    彼の幼い頃に経験した出来事、
    例えば、転校を何度も重ね、ひとりぼっちだった幼少期、…とか、
    次男に母を独占され、孤独を味わった幼少期…とか、
    どんな話にもオチを求められるOSAKAで幼少期を過ごした反動が…とか、
    そういった彼の幼少時代の回想シーンを追加したりして、
    上映時間90分のこの映画をもう30分延長してそこらへんを描いてほしかったかも。

    誰にでも自分を実際以上によく見せようとする虚栄心があるし、
    期待に応えたいという願望があるので、
    そこを掘り下げて描くともっと主人公の気持ちに観客は投影しやすいから。

    教室のシーンはすごく良かった。
    最後の拍手とともに観客はふと我に返る。
    ストーリーと同時進行で彼の頭の中を垣間見れる演出がいい。

    主人公がよく口に出してしまう「Are you mad at me?(怒っているの?)」が
    ママに怒られる子供のようだった。
    他人の機嫌をいつも伺いながら生きる主人公。
    そして「僕は何も悪くない」という言葉の無力さ。
    プライドが高い主人公のメッキがどんどん剥がされていき、
    最後まで追いつめられていく姿が痛々しい。

    生きてから一度も嘘をついたことがないという人はいないから、
    嘘をつく側も、騙される側も、単純に笑い飛ばすことができない。
    表立って正義を気取って相手を一方的に糾弾などできない。
    それがこの映画を観終わった後の後味の悪さにつながっている。
    すべて自分に跳ね返ってくるんだ。

    映画にも実際に登場する、
    彼の捏造行為を暴露したライバル会社フォーブスの記者による記事(本物)。
    記事の最後は「It is not the medium; it is the writer.」という一文で締められる。
    http://www.forbes.com/1998/05/11/otw3.html#
    訳すなら「これはメディアの問題ではなくて、我々記者自身の問題なのだ」かな。

    全くの捏造である記事は見破りにくい。確認のしようがないから。
    だからこそジャーナリストという職業には絶大なる信頼が求められるんだけど。
    あの人はどうだろうな。

  • 98年に起きたとゆう米雑誌「TheNewRepublic」の記事捏造事件の実話に基づいた作品。
    当時最年少であり、エース記者のスティーブン•グラスの墜落の一途を描いてる、ちょっと精神異常にも見える、、。ともかく真実はどこにもなかった。フォーブスに掲載された記事の最後の締めくくりはこうらしい。
    It is not medium, it is the writer.

  • 主人公スティーブン・グラスが嘘を重ねすぎて破滅していく姿が悲壮。ストーリー中で追い詰められるごとに、母校で後輩達に自分の輝かしい仕事ぶりを語る幕間もどんどん破綻していき、最後には誰もいなくなり皆グラスの妄想だったという演出が見事。
    グラスの狂気が目立つ。同情的な同僚達から思われているような働きすぎで追い詰められやってしまった可哀想な人なのか、哀れな演技をしているしたたかな奴なのか、本人しか分からない。(しかしグラスの開き直ったその後を知るとあきらかに後者なんだよな…)
    同僚みんなの嫌われものチャックはどう見ても最初からまともな人物だったので、そこから主人公側がおかしいと気付きはじめる。
    グラスは感情移入できるタイプじゃないアンチヒーローで、主人公向きなのはチャックのほう。アナキン・スカイウォーカーのクリステンセンがグラス役に選ばれたのもアンチヒーローものだから?
    グラスに目をかけグラスから慕われていたケリー前編集長を、シンプソンズ声優のハンク・アザリアが演じる。このケリーとの対比で、チャックが最初は悪人に見える。
    吹き替えも良い。


    ◼︎特典映像を見て
    ・テーマは「報道関係者の良心のあり方」。(少し異常なまでに)気が利いて誰からも好かれている青年が道を踏み外す物語。
    ・グラスとチャックの2人は人間の両面を表している。監督はグラスの心情も理解できたと言ってる。医者弁護士でないと認められない家庭で育ち、何より注目されることを考えていた。有名なスター記者になって両親を見返したかった。 監督「グラスの人物像はいじる必要もなかった」
    ・ニュー・リパブリック誌は大統領専用機に常備されている(どちらかというと左寄り)信用ある硬派な雑誌。 チャック役の俳優「報道には言うまでもなく嘘があり、問題なのはやすやすと信じる読者がいることだ」
    ・出演者ロザリオ・ドーソン「グラスがここまで増大したのは周囲が頭から疑いもせず面白がったせい、期待したせい、需要に応えようとしたせい」 ドキュメンタリーの批評家「彼は人を喜ばせるのが好きなんだ」 グラス本人「みんな面白がってウケるのが病みつきになってしまった」芸人か?
    ・それにしても本人あっさり出てくるのスゲー。不正がバレる前はテレビ出演もしてたんだ、ほんとに売れっ子記者だったんだな。みんなを騙すための捏造工作の精密さがもう強迫的。病気。
    ・しでかしといて弁護士として再出発しようとするとこがすごい。そのガッツは見習いたい。しかし司会者にも突っ込まれてたけど信頼回復はもう無理だろ…

  • ニュー・リパブリックに勤める若手有望記者・スティーブンは書く記事が当たりに当たり、超売れっ子として同僚や上司にちやほやされていた。ある日、スティーブンの書いた記事がライバル会社のフォーブス・デジタル・ツールに裏付け調査をされた事により、スティーブンの築いてきた栄光のメッキが徐々に剥がれてくる。編集長のチャックは、始めはスティーブンの言葉を信じていたが、調査を続ければ続ける程、疑念は増すばかりだった。果たして真実はどこにあるのか!?実話を基にした映画との事ですが、途中からスティーブンの行動が痛々しくて目も当てられなくなりました。

  • 1:34

  • 実際にあった人気ジャーナリストの記事捏造事件が基になった作品。ジャーナリズムにおいて最もクリティカルなポイントを突いた内容。一度はぜひ観てほしい。

  • ある記者の戯言癖がバレていく話
    ザ普通で、可もなく、また不可もないのであった。自分の評価に関係することはなんでも覚えているのがリアル

  • なぜ記者は記事を捏造したのか。焦りか、プレッシャーか、功名心か。そこには悪魔的な葛藤があったはずですが、本作の主人公はただの虚言癖のバカにしか見えない。自分でついたウソと現実の区別さえつかないときたら、一片の同情の余地なし(そもそも捏造記事の筋が悪すぎる)し。。これはある意味ヘイデン・クリステンセンの本領発揮であり、この全く共感できないキャラクターは、アナキン・スカイウォーカーにも通ずるところあり。

    あまりに簡単に真相が明らかになってしまうので、なんかどんでん返しがあるのかなー、と期待した自分もバカでした。

    映画としてつまらなかったかというとそんなことはなくて、「世の中、こんなバカがいるんだ」と妙に清清しい気分になったりして、案外楽しんでしまった自分もいます。

  • 一度嘘をつくとルールを破るというハードルが下がり創造性が高まるという調査があるらしい。

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