シンデレラマン [DVD]

監督 : ロン・ハワード 
出演 : ラッセル・クロウ  レネー・ゼルウィガー  ポール・ジアマッティ  クレイグ・ビアーコ  パディ・コンシダイン  ブルース・マッギル 
制作 : トッド・ハロウェル 
  • ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
3.80
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本棚登録 : 313
感想 : 65
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4959241932617

感想・レビュー・書評

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  • DVD鑑賞。

    大恐慌時代の話なので、序盤はボクシング映画という感じはしないが、中盤からボクシングが中心になっていく。

    実話ベースの話と知らなかったので、結果を知らないので楽しめた。
    もう少しトレーニングシーンは欲しかったな(ボクシング映画としては、チョットこの点は物足りない)

  • ジェームス・J・ブラドックの伝記映画。
    タイトル挑戦で敗れ落ちぶれたボクサー役をラッセルクロウが熱演。大恐慌の煽りを受け極貧に沈む彼ら一家。悪いことに右手の負傷が原因で唯一の収入源だった場末のボクシング試合で無気力試合と見なされライセンスを剥奪されてしまう。
    政府の支援金をうけたり、おえらがたに恥を忍んでカンパを願ってなんとか家族のピンチをしのぐ。
    懇意のプロモーターの助力で一夜だけの当て馬試合で見事金星を飾ったのを皮切りにカムバックを果たし、ついに殺人級のチャンプ、マックスベアとの世界タイトル戦に臨む。。
    ロッキーそのものだか、クロウは終始、紳士で落ち着いた感じで、家族達にもキレたりすることがない。妻の堪えて来たストレスにもそっと寄り添いつつ秘めた闘志をたぎらせるあたり、クロウの演技には素晴らしいものがある。何より妻役のレネー・ゼルウィガーが可愛らしい。
    昨日、丁度彼女がキアヌリーブスと共演した「砂状の法廷」をみたところ。何かの縁かな(笑)

  • 落ちぶれたボクサーが返り咲くという王道ストーリー。
    ながら見をしてしまったのがもったいなかった。
    この時代のボクシングって競技としてまだまだ荒削りだったんだろうな

  • 実在したボクサーのお話ですね

    這い上がって這い上がってなんと世界チャンプになってしまうという映画のような本当の話

    強いとされる相手と戦うときなんて殺されに行くようなものですからね

    奥さんもさぞ恐かったでしょう

    セコンドの人がトレーニング代として大金を渡したけど実はそれが自分ちの家具を売って作ったお金だと知ったときはジ~ンときた


    ストーリー
    かつてボクシングのスター選手だったが、引退を余儀なくされ、日雇いの肉体労働で妻子を養うジム。再びリングに上がるチャンスを得た彼は、奇跡的に世界ランク2位の強豪を倒し、やがて世界チャンピオンとの試合に挑むことになる。実在のボクサー、ジム・ブラドックの半生を、ラッセル・クロウとレネー・ゼルウィガーというオスカー俳優の共演で描いた骨太な感動作。
    栄光と挫折、苦闘の末に手にしたチャンス。この映画には王道のアメリカンドリームが詰まっており、ロン・ハワード監督の正攻法の演出もあって、全体が古き佳きハリウッド映画の風格をたたえている。苦しい生活を強いられる家族のために、なりふりかまわない状態になっていくジムで、クロウが持ち前の演技力を発揮。夫を支える妻、父を応援する子どもたちの姿には、自然と涙がこぼれるだろう。屋外リングでのチャンピオン戦は、ファイトシーンの壮絶さだけでなく、大観衆の熱狂も感動を高めていく。1920~30年代にかけてのニューヨークの雰囲気が見事に再現されている点も一見に値する。

  • 「ロッキー」を引き合いに出すまでもなく、ピークを過ぎた落ち目のおっさんが不屈の精神で最後の大勝負に挑むという話型はありふれたものでも。でもこれだけ繰り返されるということは、そこには普遍的な価値があるんでしょう。頑張るお父さんを主人公にすることで、必然的に家族の物語にもなりますしね。

    ボクシングは肉体の酷使を伴うので感情移入しやすいのですが、そこに家族の物語や大恐慌という時代背景もあいまって、感動的な映画になっています(まぁすべての想定の範囲内ですが)。

    精悍なラッセル・クロウの演技は素晴らしいんですが、たしかにトレーニングシーンがないのは気になりますね。結局彼の強さの裏付けがない。「家族の力」なんて平凡な理由はイヤですよ。

  • 景気が悪いというけれど、大恐慌時代とは比べものにならないんだな。。。と身をつまされるような思いでした。家族への想い、人々の希望と祈り、ボクシングへの確信と賭けともいえる覚悟には完敗。
    ラッセルクロウが分からないぐらい痩せていたし、レニーゼルウィガーもブリジットの印象とえらい違い。衣装や時代背景の描き方も雰囲気出てます。この時代の女性の生き様もかっこいい。待てる女の強さを感じました。

  • ボクサーとして華やかな戦歴を、持つジム・ブラドックだったが、年齢的にも全盛期を過ぎ、またアメリカは大恐慌まっただ中の辛い時代、連戦の疲労から怪我もあり、ライセンスを奪われてしまう。
    ボクサーの仕事を失ったジムは、港湾労働者としね日雇いの仕事をしながら妻のメイや子供たちと暮らしていたが、生活は貧しく、食べ物を買うことさえもやっとだった。
    やがて、試合の直前になって対戦相手がキャンセルしてしまったためにわジムのもとにたった一回のボクシングの試合を戦うチャンスが舞い込む。大方の予想を裏切り、ジムは、相手をノックアウトする。極貧の生活からボクシングの世界にカムバックしたジムの活躍、貧困に喘ぐ人々を勇気づけ、すぽーつ記者からは「シンデレラマン」と呼ばれる。ジムのマネジャー、ジョーはプロモーターに掛け合ってヘビー級チャンピオンのマックス・ベアとの試合を認めさせるが、過去の試合で二人のボクサーを殴り殺したマックスとの試合にメイは恐怖する。ジムは、家族のためにマックスと戦い、無敵と思われていた相手に対して判定勝ちをおさめる。

    メイが絶対に試合を見に行かなかったのに、ベアの試合を見に行って、私がいなきゃ勝てないでしょって言うとこが素敵だった。
    ジョーがブラドックに注いでるものだったり、ジョーの奥さんが好きだな。

  • 特に期待しないで観たけど予想外な出来に感動して泣いた。とーちゃんが頭下げてお金を工面するシーンとかほんま泣ける…。ボクシングシーンはボクシング好きの人がみたらややチープに観えるかもしれん。最後の対戦相手は史実からはかなり脚色されてるそうで実際はいい人だったらしい。この辺がじつにアメリカらしいなぁ。

  • 大恐慌時代の諸相に触れつつ、全盛期を疾うに過ぎ、ドン底を身を持って経験した1人のボクサーがブランクを経て王者に上り詰めるまでのプロセスを、時にユーモラスに、時にライトに、時にダークに丁寧なタッチで描いた実話ベースのサクセスムービー。
    ボクサーとしての意地を捨て、更には男として、1人の人間としてのプライドをかなぐり捨て、家族や自身の生活を守りぬこうと奮闘する主人公の本来的な意味での「人間らしさ」と、見栄を捨てありのままの姿から発する根源的な意味での「バイタリティ」が凄まじい。
    ただ如何せん、プロットが単純過ぎやしないか、後半の展開が些かご都合主義的ではないか、主人公をヒロイックに描き過ぎではないか、幾ら何でも綺麗事過ぎやしないか等々、ベースが実話であるにせよ、映画として難癖を付けるとすれば問題が山積みではあるが、皆が思い描く見事なヒーロー像を体現し、カリスマ性とユーモアセンスを併せ持つキャラを独自のイマジネーションと役作りで造り上げたラッセル・クロウの実在的存在感に魅了される。
    それは当然ながら、オーソドックスな演出で堅実な物語を紡いだロン・ハワード、演者それぞれの持ち味を存分に引き出したロン・ハワード・・・。彼自身の演技力はもとより、そんな偉大な監督の冴え渡る手腕の賜物なのは言うまでもない。

  • ボクシングシーンが迫力ありすぎてちゃんと見るのが辛かった
    でも家族を思いやる主人公が素敵で、最後はほろりと泣けました
    実話なのがまたすごいですね

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