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- / ISBN・EAN: 4988103631290
感想・レビュー・書評
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畜生めぇ~!
おっぱいぷるんぷるん!
(空耳的な意味で)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
彼の敵は世界
全てを目撃した秘書が今明かす、衝撃の真実。 -
某動画共有サイトで流行っている動画の元ネタ。
はっきり言って、どうせネタだろという観点でこの作品を全部見てしまうと、正直憂鬱な気分になること間違いなし。
どう考えても戦争に負けることが確実視される中で、独裁者の典型たるヒトラーを一人の人間として描いている。部下の不甲斐無さにマジギレしまくりつつも、秘書の前では柔和な表情を見せている。そんな彼が、作品の後半になるにつれて急激に老け込んでいく姿がこの作品で最も印象に残った。
映画の中のヒトラーみたいに、自分の考えだけを貫こうとして、周囲を全て破滅させることのないような柔軟なを身につけよう。 -
ジェンダーの講義で見たもの。
歴史で習ったヒトラーは、生涯冷酷であって、今なお独裁者の代名詞として効力を発揮するようなそんな人物。だけど実際はそうじゃない。彼だってアドルフ・ヒトラーというひとりの人間なのだ。秘書を選定する面接中に見せた、どこにでもいるような普通の優しいおじさんのような表情。そして敗戦間近の極限状態のなか、精神が崩壊して判断能力が失われていく様。この二つが非常に印象的でした。
ヒトラーというひとりの人間を知る上で見るべき作品なのは言うまでもないと思います。
(2004年 オリヴァー・ヒルシュビーゲル監督) -
そういうの期待しちゃいけない映画だったのかもしれないけど…盛り上がりに欠けた。これなら、手塚の『アドルフに告ぐ』読んだ方がいいと思う。
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たぶんこれ
定時制に通ってたとき 歴史の授業で見て、超尖った感想を書いて提出した。 (__) -
彼の敵は、世界。
タイトル通り、WWⅡ終盤の、ヒトラーが死ぬまでの12日間を題材にしたもの。
「もうダメだ」って雰囲気の中で、各人の思惑が飛び交っている。
夢と化した第三帝国の設立。絶望的な状況下で、勝利を疑わない、いや疑えないヒトラー。
繁栄のためには国民が必要だけど、国民を守る余裕がないのもわかる。
総統の決断は辛い。もう退けない。色々なものを犠牲にして闘うしかない。
「ベルリンで成果を得る さもなくば死を」
しかし将校達は諦め、また自己を奮い立たせる。逃げるも闘うも、待つのは死だけだから。
「師団など 地図上にしかない」
戦況はついに最終状態になる。ヒトラーは秘書達と自殺する手段を考える。
「すまないね こんな物しかやれない」
戦線は徐々に後退する。ヒトラーの周りはベルリンからの脱出、あるいは降伏を勧める。
「モーンケ、西の民主主義は腐っておる 規律ある東側の諸国に負けるだろう」
その状況においても、尚己の意思を貫こうとする姿勢。固執とは思わない。自信だ、これは。
戦争が知識である私にとって戦争は好きなもので、故にヒトラーだって好き。彼が何をしたからとか関係なしに。
強烈なアイデンティティを持っているから、大きな事を成したから好きだ。
だから、この映画は苦しい。ヒトラーがあまりにも人間的すぎる。リアルだ。
資料集っ子の私としては、ドイツ軍にヒトラーの悩みなど知らないから。
ノルマンディー作戦が成功してドイツが降伏した、ただそれだけだったから。 -
ヒトラーといえばブルーノ・ガンツが演じた
「ヒトラー~最後の12日間~」
映画の当初の触れ込みはドイツ人が始めてヒトラーを演じるとのことだったのですが、彼はドイツ系のスイス人でその触れ込みは微妙なのですが、実に素晴らしい演技を見せてくれた。
ベルリン天使の詩と時の翼にのってで見せた好演と比較しても遜色が無いくらい好きな1作になりました。
彼を表現する言葉でヒトラーは物腰全体が大変柔らかく、握った手は若い女性の手のように柔らかく、彼のとび色の目の奥底からじっと見られると、吸い込まれるような気持ちがすると!この作品でブルーノ・ガンツが見せた演技もその言葉にピタリの演技力を見せてました♪ -
す~んごい!
すごいすごい。そんな感じ。
観たのだいぶ前だけども。 -
斜陽の中で抗い続ける権力者のどうしようもなさ。痛々しくてふとした場面で泣きたくなる。ヒトラー個人を描ききっている映画。ブルーノ・ガンツはもう降りて来てるんじゃないかと思うほど、名演。
死すら「作業」としてこなされる恐ろしさ。戦争の非日常。
結局、「若さが言い訳にならない」ことを口に出してしまえば、それもまた言い訳なんだよなあ。