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プリヴァット(PRIVAT)

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アーティスト : マニ・ノイマイヤー(MANI NEUMEIER) 
  • ¥ 2,160
  • CAPTAIN TRIP RECORDS キャプテン・トリップ・レコーズ (1998年1月31日発売)
  • Amazon.co.jp ・音楽
  • / ISBN・EAN: 4560107530887

プリヴァット(PRIVAT)の感想・レビュー・書評

  • ★★★☆☆
    93年作。折からのテクノブームによるクラウトロックの再評価に乗って、Mani Neueierの再評価に繋がった歴史的名盤。湿気たフュージョンになってしまったGuru Guruで評価がガタ落ちだったマニさんの「今」が、この盤によって見直されるようになった記念すべき一枚。初版は特製木製ケース入りだが、これは後でキャプテントリップが再販した紙ジャケット盤。元々はマーキーのクラウトロック集成に載っていた憧れの一枚でした。

    その「原始」というタイトル通り、ドラムキット一丁(内ジャケに全裸のマニさんの写真入り)でマニさん独自解釈のトライバル/エスノを表現した作品。ドラムスのフレーズの連呼に、ベルやヴィブラスラップ、スティールパン等のパーカッションや奇妙なヴォイスが加わり、独自の世界を作り上げている。後の作品のようなノリノリのトランシーさはないもの、地味にやりたい放題やっている感じが伝わってくる快作。当然マニさんにテクニックはあるものの、決してそれをひけらかす作りになっていないのも重要な点。

    ドラムキット=西洋楽器を使っていることによるエスノの混交による新たなるエスノの創造と言ったら大袈裟か。しかし、この後のマニさんによる諸作品のキーポイントの一つがそこにあると思う。もう一つはクラウトロックの持っていたミニマル感/トランス感を現代に蘇らせたこと。それはマニさんが担っていたものでもある。言うまでもなく、高名なZero Setセッションに加わっていたから。

    クラウトロック再評価の一翼としても、ロックの歴史としても重要な一枚。

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