ボクサー [DVD]

監督 : 寺山修司 
出演 : 菅原文太  清水健太郎  具志堅用高  小沢昭一  唐十郎 
  • 東映ビデオ
3.20
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988101127504

感想・レビュー・書評

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  • 寺山修司監督の映画。
    菅原文太が清水健太郎を育てる…話としてはあまり起伏もないのだけれど、場面場面の絵がイチイチ詩的で美しい。
    具志堅用高、ガッツ石松、輪島公一なんかもカメオ出演しているし、脇役陣も印象的でおもしろい。
    菅原文太の奥さん役の春川ますみさんとか素晴らしい。
    菅原文太が飼っている犬もイチイチ可愛い!
    そして菅原文太の娘役の役名が『みずえ』である点が非常に重要であります!

    あたし、この映画の中の菅原文太の謎の隣人役で出演したかったです。

  • あら、清水健太郎主演…寺山修司監督作品てことで荒ぶる昭和の下町風情にハイカラアレンジ、そしてストーリーは想像以上にベタなもので、そこは狙いなのかもしれませんが、感情面の露出に乏しいので話の転換が弱い、というかよく分からない…心情変化がスムーズでないように…音楽はあがた森魚のレコードでも聞いてるような類のものですかね。栄光の終焉ですが、失恋レストランでもありました。ファイティング原田の当時の映像、パンチがめちゃくちゃ速いです。

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著者プロフィール

詩人、歌人、劇作家、シナリオライター、映画監督。昭和10年12月10日青森県に生まれる。早稲田大学教育学部国文科中退。青森高校時代に俳句雑誌『牧羊神』を創刊、中村草田男らの知遇を得て1953年(昭和28)に全国学生俳句会議を組織。翌1954年早大に入学、『チェホフ祭』50首で『短歌研究』第2回新人賞を受賞、その若々しい叙情性と大胆な表現により大きな反響をよんだ。この年(1954)ネフローゼを発病。1959年谷川俊太郎の勧めでラジオドラマを書き始め、1960年には篠田正浩監督『乾いた湖』のシナリオを担当、同年戯曲『血は立ったまま眠っている』が劇団四季で上演され、脱領域的な前衛芸術家として注目を浴びた。1967年から演劇実験室「天井桟敷」を組織して旺盛な前衛劇活動を展開し続けたが、昭和58年5月4日47歳で死去。多くの分野に前衛的秀作を残し、既成の価値にとらわれない生き方を貫いた。

「2024年 『混声合唱とピアノのための どんな鳥も…』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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