ブロークンフラワーズ [DVD]

  • 591人登録
  • 3.39評価
    • (39)
    • (114)
    • (167)
    • (30)
    • (11)
  • 118レビュー
監督 : ジム・ジャームッシュ 
出演 : ビル・マーレイ  ジェフリー・ライト  シャロン・ストーン  フランセス・コンロイ  ジェシカ・ラング 
制作 : ジム・ジャームッシュ 
  • レントラックジャパン (2006年11月24日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4947864911263

ブロークンフラワーズ [DVD]の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 小学生の頃観た『ゴースト・バスターズ』で私のアイドルだったビル・マーレイ主演。2005年のカンヌグランプリをとったジム・ジャームッシュ監督作。

    中年から初老にさしかかった元・女たらしの男ドン・ジョンストン。
    ある日、同棲相手に愛想をつかされ、家を出ていかれてしまう。
    そんな矢先、玄関先に差出人不明のピンクの手紙が舞い込む。手紙には「あなたと別れたあとで妊娠に気づき、息子を産んだ。その息子が19歳になり、あなたを探す旅に出たかもしれない...」と書かれていた。
    実在するかも分からない‘息子’の手がかりを探して、おせっかいな隣人の手を借り、ピンクのバラの花束を持って、昔関係した女性を訪ねに旅にでる。

    ピンクのバラの花ことばは‘輝き’。
    男性にとって過去に自分を愛した女性の存在とはなんだろう。
    輝かしい過去の自分をまるごと肯定してくれるような、そういうものだろうか。
    人生行き詰まりだったドンには‘過去’の思い出と‘未来’に繋がる‘息子’の存在がかすかな光にみえたのかな。
    ‘‘現在’が見えないと‘過去’にすがり付き‘ぼんやりとした未来’を夢想する。

    ビル・マーレイは年を取ったけど小学生の時感じたイメージと変わらなかった。飄々としてて掴み所のない感じと、全身から漂う情けなさ。あと枯れた色気。
    最初に会いにいったシングルマザーのシャロン・ストーンと寝てしまうんですが、それも納得。
    二番目に会いにいったフランセス・コンロイもいい感じだし、と自信を深めてユリの花束を持って三番目にジェシカ・ラングに会いにいったのだがさりげなく追い返される。ユリの花の花言葉は‘虚栄心’。ここ笑った。
    四番目に会いにいったティルダ・スワントンは屈強でナイスガイなバイカーたちと一緒に暮らしていた。
    彼女に持っていったのは道端のピンク色の雑草。
    ここで「ハッピーエンドじゃない」別れ方をしてまだ傷が癒えてない彼女に乱暴に追いかえされ、バイカーたちに殴られてしまう。
    中性的なイメージのあったティルダ・スワントンだが、この役は女性っぽかった。

    最後に豪華なピンクの花束を持って、もう亡くなっていたとあらかじめ知っていた女性のお墓に行く。
    親切にしてくれた花屋の店員さんに一瞬「くどこうかな?」という表情をみせるのだが、結局やめるとこが可笑しい。

    結局、誰の手紙なの?息子は本当にいるの?という疑問が解決しないままドンは帰路につく。

    その後にまた‘出会い’があるのだが。

    ラストはムフフとなりました。
    皮肉っぽい。
    主役がビル・マーレイで良かった!

    ジム・ジャームッシュ監督は『ゴースト・ドッグ』と『ミステリー・トレイン』しか観てないのですが、今年何本か監督作が公開されるそうなので観てみたい。

  • ??

    結局、手紙を送ってきたもと恋人は?
    死んだ6人目に人かと思ったけど。最初手でポスト入れてたしなあ。
    最後、空港からおっつけてきていた青年が息子?
    それtも通り過ぎた車に乗ってた青年が息子?
    どうゆうこと?
    依頼した友人の仕掛けたこと?
    なにが言いたかったのか小生にはよくわかりません。

  • 「映画天国」にて。うーむ、いまひとつ良さがわからない。この静謐な雰囲気も肌に合わないなぁ。別れた女に会いにゆくビル・マーレイの覇気のなさはなんなんだよと…。

    結局ラストで車に乗ってたのが息子? 意味わかんないなぁ。

  • 脚本とそうそうたる女優群が快挙。
    隣人役が好演。

    主人公Murry のおなじみ「Lost系」わざとらしいなさけなさ、があくどいのが残念。

    粗筋、脚本もしっかりしているし、白黒はっきりしない終わり方もよろし。

    こういう映画がある間は米国映画にまだ希望を持っておこう。

  • 2017.10.30 視聴

  • テレビ視聴。

    自分では選ばない映画だけど
    意外と楽しめた

    歳をとってから孤独になった男が
    届いた手紙をキッカケに元カノたちを訪ね歩く

    目的は手紙を出したと思われる
    息子を産んだ元カノ探し

    最後まで息子もその母も分からないままだけれど
    旅で男が何を感じたか、息子を想い何を感じたか
    ラストが分からないからこそ私の想像で何度も楽しめる映画かな

    今まではハッピーエンドの映画を好んで観ていたけど、自分にはなかった選択肢を与えてくれた映画でしたʕ•ᴥ•ʔ

  • TVで視聴。
    実はあなたの息子を産んでいた、という手紙が届き、隣人が手紙の主を調べようと探偵ごっこを始める。
    昔の恋人を訪ね歩くも、成果はない。
    ピンクが好きでタイプライターで手紙を打った、という手がかりだけじゃ難しい…!
    最後は息子かと思わしき人物と食事をするも、違ったようで逃げられる。
    …というところで終わるので、結局息子は本当にいるのか?手紙の主は誰だったのか?が謎のまま…スッキリしない話だった。

  • ジャージ姿のドン・ジョンストンはかつてドンファンだった。若い恋人は結婚を希望していたけど、煮え切らない態度に愛想つかされ、そんなときにピンクの手紙をもらう。元交際相手からの手紙でそこには息子がいることが書かれていた。差出人もわからない、かつてのドンファンは元恋人たちに会いに行く。みんなそれぞれ家族を持っているのにドン・ジョンストンだけは誰もいない。息子がいれば何歳くらいなのか、とか考えなかったのかなぁ。ジャージ姿の若者に、過剰に反応するドン・ジョンストンが哀れだった。

  • 三年前くらいに勧められてから気になっていた。
    監督とタイトルで、きっとこの映画は好きだろうなと思っていた。観る前に胸が高なる映画は久しぶりかもしれない。ストーリーやアクションが面白い、ではなく、その監督の描く世界が魅力的、という映画は多くないように思う。

    期待に反せず、とてもよかった。音楽、シーンのカット、驚き、笑い、でも、一番よかったのは主人公の「孤独」かもしれない。滑稽で、でも自分もそうかな、と思わせる。

  • BROKEN FROWERS
    2005年 アメリカ
    監督:ジム・ジャームッシュ
    出演:ビル・マーレイ/シャロン・ストーン/ティルダ・スウィントン/クロエ・セヴィニ-/ジュリー・デルビー

    往年のドンファン(ビル・マーレイ)が、昔の恋人らしき女性から19才の息子がいるという手紙を受け取り、相手をつきとめる為にかつての恋人のもとを順番に訪れていくという異色のロードムービー。ジャームッシュらしい、シニカルなユーモアにあふれた上品な作品です。

    なんといっても共演の女優陣がやたらと豪華なのが見もの。こういう映画で見るとむしろ新鮮なシャロン・ストーンの天真爛漫なお色気ママっぷりも可愛かったですが、個人的にはやっぱりデレク・ジャーマンのミューズ、ティルダ・スウィントンの「NANA?」ってくらいのパンクスっぷり(笑)が素敵でした。他にもドンの現在の恋人にジュリ-・デルビ-、動物セラピストの恋人の秘書役にクロエ・セヴィニーと、マニア好みの女優さんを随所に贅沢に配置してあって、それだけでなんだか得をした気分を味わえます。

    肝心のオチが、実はよくわからなかったのですが(手紙は狂言だったのか否か)見所はたぶん真実がどうであったかではなくて、中年男の滑稽なまでの哀愁…にあるのだと思います。そういう意味では、ビル・マーレイあっての映画でした。

    (2006.09.18)

全118件中 1 - 10件を表示

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

ブロークンフラワーズ [DVD]に関連する談話室の質問

外部サイトの商品情報・レビュー

ブロークンフラワーズ [DVD]を本棚に「観終わった」で登録しているひと

ツイートする