パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち(期間限定) [DVD]

監督 : ゴア・ヴァービンスキー 
出演 : ジョニー・デップ  ジェフリー・ラッシュ  オーランド・ブルーム  キーラ・ナイトレイ  ジョナサン・プライス 
  • ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
3.91
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  • (50)
  • (7)
本棚登録 : 3008
感想 : 387
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4959241932730

感想・レビュー・書評

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  • 【シリーズ中最高の娯楽性を持った傑作!!】

    今まで有名作は極力控えてきたのですが、終了となればそうとも
    言っておれず、今回は超有名作品をご紹介します!!

    今回は知らない人がいないディズニー映画の超傑作、
    『パイレーツオブカリビアン』をお勧めします。

    そんな有名作品ですので誰しもが小さな裏話まで知ってると思い
    ますので今回は・・・異文化体験の教科書としての視点から、
    本作品を思いっきりレビューしちゃいましょっ!?

    <海賊という無法者なのに、契約を重視??>
    本作品を視聴するとあらゆるところで”交渉(パーレイ)”と
    言う単語が出てきます。

    立場が対等であれば交渉する事もできると思いますが、驚くべき
    ことに彼らは戦闘に負け、捕まったシーンであっても勝者相手に
    ”パーレイ”を申し出ています。

    そんな圧倒的に優位な立場にあるはずの勝者も”パーレイ”を
    申し出られた場合は相手との話し合いを持ち、互いの条件を確認
    し、双方が納得した時点で契約とし条件を守ろうとします。

    一般的な日本人の感覚からすれば、有利な立場にいる勝者が
    敗者の意見など聞く必要がないと思われるでしょう。

    実はそれが集団意識を優先する日本の文化、いやアジアの文化と
    個人を尊重する欧米の文化の最大の違いなのです!!

    そんな日本人の意識からはなかなか理解しずらい欧米文化の
    考え方の根底にあるものとは一体何なのでしょうか??

    <自由と権利:日本の集団社会と欧米の個人社会>
    日本とは違い、欧米では戦闘に勝った事はあくまでも事象の
    一つであり、勝者と敗者である事と個人の存在は無関係です。

    すなわち勝者だからと言って敗者の全てを得られるとは考え
    ないのです。

    ですがそこで一つ疑問が沸いて来ます。
    19世紀になっても欧米は戦闘に勝った代償として各国を植民地化
    し、敗者の全てを奪っていました。

    その理由は個人の自由と権利はあくまで共通社会で生きる人間
    にしか適用されず、キリスト教を信じない異教徒には適用され
    ないという暗黙の認識があったのでそうなってしまったのです。

    それは十字軍の延長であり、権力を拡大したい当時の教会がそう
    仕向けたのもあります。

    ですので異教徒は人間でありながら人間扱いはされず、家畜と
    同じように扱われ、奴隷として売買され、死ぬまで権利を
    与えられることはありませんでした。

    ただその一方でキリスト教信者である仲間にはどんな状況で
    あっても個人の自由と権利があり、優先して尊重されなければ
    なりません。

    しかしそうは言っても勝者と敗者の間には厳密なる差があります。

    敗者にはあくまでも条件を提示する権利のみが与えられます。
    その一方で勝者には裁量権が与えられていますので、敗者が提示
    した条件に納得できない場合は棄却する事も、逆に押し付ける
    事もできるのです。

    ではもし劇中のジャックスパローのように契約に合意したにも
    関わらず、契約を守らなかったらどうなるのでしょうか?

    劇中ではジャックが仲間内から無視され、軽く扱われています。

    ジャックは何度も契約を無視し、自分勝手に行動してきた結果、
    社会の信頼を失い、彼の存在その物を軽視されるようになって
    しまったのです。

    これは有耶無耶が大好きな日本人社会ではそんなに問題になら
    ない事のように思えます。
    ですが欧米社会では一旦、軽視されるとその社会では生きていく
    ことができないほどの深刻な問題に発展してしまいます。

    それは人としての自由と権利を奪われる奴隷と等しい扱いを
    受けるからなのです。

    欧米社会では個人の人格をあらゆる場面で重要視されます。

    それは社会のルールを守り、相手を尊重する意識があってこそ
    社会から自分に付与される物なのです。
    ですのでルールを守れない人間は社会から爪弾きにされ、生きて
    いくことはできません。

    グローバル社会と言われ、日本の風習が通用しない現代、我々
    日本人社会は世界ではちっぽけな集団でしかありません。
    今までは曖昧なまま通用した事も、これからは通用しない社会
    になっていくでしょう。

    その為、今後はより他人の立場と思いやる心が重要となって
    いきます。

    サイトが無くなっても日本人は非常識だと言われない為にも
    みんなで頑張らなくてはなりません!!

    あはは・・・また粗筋から外れて面倒くさい内容になっちゃった(笑)
    ゴメン、ゴメン!!

    それでもジャックスパローが大好きな・・・むう達でした!!

  • ジャック・スパロウは海賊界の峰不二子★

    主人公は誰だかわかりません。
    事実続編からはジャックが主人公でそ?
    おそるべし、ジョニデ

  • 夢の国の人気アトラクションが映画に!

    ジョニー・デップ主演でディズニーランドの『カリブの海賊』を実写映画化!脇を固めるのも名優。

     『カリブの海賊』と言えば超人気アトラクション。
     行った事がない、乗った事がない。なんていう人も一度は耳にした事があるのではないでしょうか。

    あの世界観がそのまま映画になりました。


    まず、ジョニー・デップのはまり役。これは間違いないです。
     独特の演技は己の意思のまま自由きままにいきる海賊ジャック・スパロウを殊に印象付けました。

     展開もハラハラ、ドキドキ、スピード感もスリルもあり、物語は瞬く間に進んでいく。かといって、分かりにくい事もない。

    ジャック・スパロウは海賊。海賊は正義ではない。
     この既成の事実が実によく効いている。
    ジャック・スパロウと愉快な仲間達の個性もこれが海賊だ。というあるべき姿をよく表現している。

    アクションシーンもセットを使用した大がかりなものになってあて見応え十分。レイピアで闘う場面などは目が離せません。

    音楽も場面を盛り上げるのに一役かっている。
    背景、CGもとても綺麗。

    とあらば、一度は観てみないと勿体ないです。
    これが『カリブの海賊』です。

    一つの作品としての完成形。

    …続編?あったようななかったような。
     とにもかくにもこの映画で一つの作品です。

    オススメ!

  • 封切時に観たのですが、シリーズの最後まで観なかったので再見。
    やはりこの作品は後にシリーズ化されるだけあって、脚本がよくできている。主人公たちの試みはつねに成功しそうに見えるのだが、その直前で失敗し、次の動きに進まないといけない。しかも、3人の主人公たちが一緒になって活躍することはほとんどできず、いつも誰か欠けている。そのあたりの配分がひじょうに良いので2時間以上のドラマが失速せずに最後まで進んでいく。エンディングについては、この作品単体で観ると「これでよかったのかなぁ」とも思わないではないが、まあ、そこはディズニーだから、ということなんでしょうね。

  • 心臓持たないかも、と思うくらい、予想の上を飛んで主人公たちと観客を追いつめてく脚本に感激(≧ω≦)

    ところどころ月明かりの漏れる場所を、最後の戦場に選んだ演出がステキ。

    ウィルがエリザベスを助けるため亡霊達に身を差し出したり、エリザベスとジャックがいい雰囲気になっちゃったり、エリザベスがウィルの命を助けるために望まない結婚を決意したり――アクションだけじゃなく、キャラクターの関係性にまで緊張感があってヤバかったれす(^p^)

    船同士の戦いってこあいね(^p^) 船が人格持ってるみたいだね。人間は部品だね。

    そして! ラストがね! ジャックとウィルの意気投合っぷりがね! サイコーにカッコよかったです。製作サイドの狙い通りに嵌りますよ観客ですから。

  • [鑑賞日:DVDにて2008年1月8日]

    PIRATES OF THE CARIBBEAN: THE CURSE OF THE BLACK PEARL
    2003年 アメリカ
    日本公開日:2003年8月2日
    監督:Gore Verbinski
    出演:Johnny Depp、Orlando Bloom、Keira Knightley、Geoffrey Rush、...他
    [英語]

    ■あらすじ
    カリブ海の港町、ポート・ロイヤル。総監の娘エリザベス・スワンは、子供の頃に父とカリブ海を航行中に、海賊船に襲われた英国の船と遭遇した。エリザベスはその船で意識を失った美しい少年ウィルを見つけ、首にかけられていた海賊のシンボルである美しい金のメダルをはずし、自分の物にしてしまう。ある日、町はブラックパール号に乗ったバルボッサ率いる冷酷な海賊たちに襲われる…。(Amazon.co.jpより)

    ■感想
    観る必然性が出来るまで、まったく観るつもりはなかった。が、急遽、私的な理由で観なければならなくなり、DVDを購入することになった。

    さっそく観たら、面白いのなんのって。もっと早く観ていれば良かったと、後悔したほど。

    ストーリーはともかく(よくあるアドベンチャーものだが)、キャラクターたちが良い。俳優たちが楽しそうに演じている。いわゆる、「ごっこ遊び」をしているような? ジャック・スパロウ演じるジョニー・デップ、今まで観た中では一番似合った役に思えた。シリアスで繊細なものより、大振りな演技が気に入ったな。だが、もし私が役者だったら、バルボッサを演じてみたいな。カメラに向かって顔を突き出しながら、"Agreed!"って言ってみたい。それほどジェフリー・ラッシュが楽しそうに演じているように見えたよ。

  • デップ天才!! 
    キーラ超めんこい。

    超面白い。

  • 映画館で観たけど、今更おもしろい!ジョニー・デップ最高!コビのおかげで中世の英語も勉強できたよ☆

  • ディズニーランドの人気アトラクション“カリブの海賊”を「パール・ハーバー」のジェリー・ブラッカイマー製作、「ザ・リング」のゴア・ヴァービンスキー監督で映画化したアクション・アドベンチャー大作。魔の海を舞台にひとつのメダルを巡って展開する4人の男女のミステリアスな運命の物語を壮大なスケールで描く。主演は「ブロウ」「フロム・ヘル」のジョニー・デップと「ロード・オブ・ザ・リング」のオーランド・ブルーム。共演に「シャイン」のジェフリー・ラッシュと「ベッカムに恋して」のキーラ・ナイトレイ。
     17世紀、海賊たちが大海原を荒らしまわっていた遥かなる時代。カリブ海の港町ポートロイヤル。美しい総督の娘エリザベスはかつて海上で助けた少年ウィルが身につけていた黄金のメダルを手に入れ、今も密かに保管していた。そんなある日、突然ブラックパール号に乗ったキャプテン・バルボッサ率いる冷酷な海賊たちが町に現われ、エリザベスがさらわれてしまう。海賊の目的は、彼女がその時身につけていた例のメダルだった。一方、鍛冶屋で働く逞しい若者へと成長したウィルは、幽閉されていた元ブラックパール号船長で一匹狼の海賊ジャック・スパロウと手を組み、エリザベスの救出に向かうのだが…。

  • 好きじゃないんだよな~

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