007 美しき獲物たち アルティメット・エディション [DVD]
- 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4988142422224
感想・レビュー・書評
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007シリーズの中でも珍しくコミカルな場面がチョイチョイ出てくるのが面白いです。
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先日、BS-TBSで放映していた『007/美しき獲物たち(原題:A VIEW TO A KILL)/1985』を観ました。
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シリコン・バレー壊滅を図る、天才的な大富豪「マックス・ゾリン」。
たった一つのマイクロ・チップから、「ボンド」は彼の野望に気付く。
だが「ゾリン」の身辺を探る「ボンド」の前に、恐るべき腕をもった女殺し屋が現れた……。
悪役「ゾリン」に扮する「C・ウォーケン」がエキセントリックな魅力を放つ。
主題歌「デュラン・デュラン」。
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スパイアクション映画『007』シリーズ映画化第14作目… 3代目として「ロジャー・ムーア」が「ジェームズ・ボンド」役を演じた最後の作品です、、、
スキー&スノーボード、カーチェイス、騎馬上での格闘、飛行船を追っての空中スタント、ゴールデンゲートブリッジの欄干上での格闘等々… スリリングな見所が多く、娯楽作品として愉しめる作品でした。
極寒のロシア氷河からの脱出に成功してイギリスに戻った諜報員“007”こと「ジェームズ・ボンド(ロジャー・ムーア)」は、休む間もなく、「M(ロバート・ブラウン)」と国防相に呼ばれた… 英国が開発した防衛システムに不可欠のマイクロチップが奪われたが、どうやらKGBが関係しているらしいというのだ、、、
早速調査を依頼された「ボンド」は、その事件に、大富豪の「マックス・ゾリン(クリストファー・ウォーケン)」が関わっていることをキャッチ、「ゾリン」をマークすることにする… 彼は石油で大もうけし、それを基にエレクトロニクスと高度技術を開発し、さらに競馬で巨大な財産を築いた実業家であり、一方では反共産主義者として知られていた。
ロイヤル・アスコット競馬場で「ゾリン」の持ち馬が次々と勝ち続けるのを目にする「ボンド」… フランスの競馬クラブが、「ゾリン」の勝ち方に疑問をもち探偵「オーベルジン(ジャン・ルジュリ)」を雇って調査にのり出すが、「オーベルジン」は何者かの手によって殺された、、、
「M」から紹介された「チベット(パトリック・マクニー)」と共に「ゾリン」の種馬飼育場に乗り込むことに成功した「ボンド」は、そこで「ゾリン」の忠実な部下、「スカーピン(パトリック・ボーショウ)」や飼育コンサルタントの「カール・モートナー博士(ウィロビー・グレイ)」等に会った… 「ゾリン」の所有する豪華な城での種馬オークションが終了すると、ミステリアスなアメリカ美女「ステイシー・サットン(タニア・ロバーツ)」が到着。
「ボンド」は彼女に500万ドルの小切手が渡されるのを見た… その夜、「ボンド」と「チベット」は、「ゾリン」の馬が勝つ秘密を知り、さらに木箱につめられたマイクロチップを目撃する、、、
しかし、「チベット」は、「ゾリン」の片腕「メーデー(グレース・ジョーンズ)」に殺され、「ボンド」もピンチに遭う… 一方、「ゴーゴル将軍(ウォルター・ゴテル)」は、「ゾリン」が反ソに転向したもとKGBのスパイであることをつきとめた。
サンフランシスコ郊外にあるシリコン・バレーを破壊して、一挙に電子科学の分野を制圧、世界を征服しようと企みアメリカに渡った「ゾリン」を追う「ボンド」… 「ステイシー」は市の地質に関する資料を「ゾリン」に提供していたのだが、「ゾリン」の正体を知らされた彼女は「ボンド」の目の前で13億円もの小切手を破り捨て、二人はシリコン・バレーへと急ぐ、、、
シリコン・バレーの地下鉱山では、大爆発の準備が進められていた… 「ゾリン」はそこで側近以外の部下をすべて射殺。
裏切られたと知った「メーデー」は「ボンド」らに協力し、自らは爆裂死を遂げる… 「ステイシー」を人質にした「ゾリン」は飛行船で逃げるが、ゴールデンゲートブリッジ上で遂に「ボンド」と格闘することになり、激闘の末、「ゾリン」は滅びた。
「ロジャー・ムーア」の演じる「ジェームズ・ボンド」は、アクションシーンが多用されている感じがしますね、、、
本作品も、ロシア氷河での雪上アクションに始まり、フランスでのタクシーを使ったカーアクションと競走馬でのアクション、アメリカ・サンフランシスコでは、消防局のはしご車とパトカーのカーチェイス、そして、終盤の飛行船を追って、ゴールデンゲートブリッジ上での格闘と、見どころがいっぱいでしたね。
この世界観、好きなんですねー 愉しめました、、、
あと、「デュラン・デュラン」の曲もイイですねぇ… 1980年代のカリスマ的ニューロマンティック系バンドですからねぇ、懐かしいです。
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監督:ジョン・グレン
製作:アルバート・R・ブロッコリ
マイケル・G・ウィルソン
原作:イアン・フレミング
脚本:リチャード・メイボーム
マイケル・G・ウィルソン
撮影:アラン・ヒューム
音楽:ジョン・バリー
テーマ曲: モンティ・ノーマン
(ジェームズ・ボンドのテーマ)
主題歌:デュラン・デュラン
出演:
ロジャー・ムーア ジェームズ・ボンド
クリストファー・ウォーケン マックス・ゾリン
タニア・ロバーツ ステイシー・サットン
グレイス・ジョーンズ
パトリック・マクニー
パトリック・ボーショー
フィオナ・フラートン
アリソン・ドゥーディ
デスモンド・リュウェリン
ロバート・ブラウン
ロイス・マクスウェル
ウォルター・ゴテル
ドルフ・ラングレン
デヴィッド・イップ -
TVにて
作品の質が落ちたのかロジャームーアに疲れが見えるのか,敵の女マッチョマンも迫力に欠けるし. -
ムーアボンドの特徴のような気がする、荒唐無稽さとほのぼのした感じは今作でも健在。作品としてバカバカしいんだけど、ムーアボンドののんびり見れる感じもこれが最後かと思うと、寂しい感じもする。見せ場はけっこうハラハラした。そして今作は敵キャラも個性的。
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ロジャー・ムーア最後のボンド役。
今まで良く演じてきたな。 -
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