フォーストロール博士言行録 (1985年) (フランス世紀末文学叢書〈6〉)

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制作 : 相磯 佳正 
  • 国書刊行会 (1985年7月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (201ページ)

フォーストロール博士言行録 (1985年) (フランス世紀末文学叢書〈6〉)の感想・レビュー・書評

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  • 家賃滞納訴状から 唐突に船で旅立ち 果ては神の表面のスペキュラティフな計算で閉じられる小説。『科学講演・演説集 :物理学者ウィリアム・トムソン著』を背景に、戯曲Guignolで自身が造語した『パタフィジック』をフォーストロール博士の口を借りて定義し、同時代の音楽 芸術 文学に触れ 時に罵倒しつつ、 自我の高次への超越:カント的なるものを放り込み、溺死後 時空の外でその単位を手に入れる、凄まじい小説。直後に発表されたエッセイ「時間探査機の実践的製造に役立つ注解」も読んでみたい。私にとっては重要な《小説》。本書翻訳の宮川明子氏の“訳注”と“訳者後記”が冴えている。月報に納められた『ジャリとフィリジェ :澁澤龍彦』は響かなかった。なんとなく 澁澤氏は フォーストロール博士の船を眺めてるうちに ちょっと置いてけぼりになって ユビュ王に救われたんだと思う。少なくとも ジャリ作品においては、そう感じる。

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アルフレッド・ジャリの作品

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