尾崎一雄全集〈第7巻〉 (1983年)

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  • 筑摩書房
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  • 「まぼろしの記」が入っている巻。尾崎さんがもう68歳になってしまった。そしていまだに、50年近く前に亡くなったお父さんのことを考えている。小説家の頭の中ってすごい。

  • まぼろしの記 夢蝶 冬眠居日録 夕顔 春の色 なが雨 口の滑り うしろ影 退職の願い 朝の焚火 夕の焚火 うぐいす アルバム 虫も樹も 約束 槍と薙刀 花ぐもり 梅雨あけ 梅干爺さん 秋の終り あの児この児 先生を殴ろうとした話 楠ノ木の箱

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著者プロフィール

尾崎一雄

一八九九(明治三十二)年、三重県に生まれ、小学生時代に神奈川県に移る。小説家。早稲田大学国文科卒業。在学中より志賀直哉に師事。プロレタリア文学の興隆に押されて行きづまり貧困と沈滞の時期を経て、結婚が再起の契機となり、一九三七(昭和十二)年ユーモア小説『暢気眼鏡』で芥川賞。戦争末期より大病を得、病中の死生観を吐露した『虫のいろいろ』を発表。『まぼろしの記』、自伝的回想『あの日この日』(ともに野間文芸賞)ほか著書多数。七八年文化勲章。八三年三月没。

「2022年 『新編 閑な老人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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