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感想・レビュー・書評
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#日本SF読者クラブ 最初に読んだのは、甲州氏の最初の単行本である奇想天外社版だった。「航空宇宙軍史」シリーズに一応入るが、これは冒険小説+ハードSFだと思う。ミッションを遂行するため、A地点からB地点へ移動する。その行く手には幾多の困難が…って、冒険小説の王道ですよ。
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ページをめくるのももどかしいという言い方は、この作品にぴったりだと思う。これまで冒険小説というものを読んだことがなかったので、この作品が冒険小説として優れているのかどうかは分からないが、こういう緊張感あふれる作品を冒険小説と呼ぶのなら、また読んでみたいと思う。それがSFならなおさら。いつかまとめて読もうと思っていた「航空宇宙軍史」シリーズも、今では大半が絶版になってしまった。この本も古本で購入したが、いつの間にシリーズ作品の一つになったのだろう。例えば、手元にあるハヤカワ文庫版「エリヌス-戒厳令-」(一九八八年十二月十五日発行)のカバーの裏表紙側の袖には、谷甲州の作品リストが載っているが、この作品は、「航空宇宙軍史」シリーズには入っていない。
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「航空宇宙軍史」と同じ設定で描かれた、いわば外伝的な作品。
「甲州は寒い、暗い、硬い」のイメージを遍く世に知らしめた、と言っても過言ではないかもしれない。
現在でも書店に流通しているので入手は平易。
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