ジュリアとバズーカ (1981年) (サンリオSF文庫)

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感想・レビュー・書評

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  • アンナ・カヴァンの『アサイラム・ピース』から『氷』、『ジュリアとバズーカ』の順番で読み進めたら、謎だったことが色々とかみ合ってきて頭の中が「うわあぁぁ」となった。
    それが何かを上手く言葉で説明するだけのスキルが私には無い...。
    ただ小説を読んでていて良かったと思える瞬間を味わえた。

    最後の表題作も衝撃だが、その前の「縞馬」から「タウン・ガーデン」、「取り憑かれて」にかけて描かれている”愛”が心に「ズドーン」と突き刺さり圧巻!

  • アンナ・カヴァンの短篇集としては、これが一番おもしろい。翻訳も悪くない。
    どこかで再刊して欲しい。

  • 話自体けっこう面白いけど、ほんとこの人ってばアスピリンかビタミン剤みたいに書くんだよ、ヘロインのこと。つらい。

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著者プロフィール

1901年フランス生まれ。不安と幻想に満ちた作品を数多く遺した英語作家。邦訳に、『氷』(ちくま文庫)、『アサイラム・ピース』(国書刊行会)などがある。

「2015年 『居心地の悪い部屋』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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