詩よ歌よ、さようなら (1982年) (集英社文庫)

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  • 【本書より】詩人は美しいことばを使うはずだ、という思いこみは、迷信でなければ偏見だと思う。わたしは詩を書いている時、美しいことばを使おうと思ったことはなかったが、表現したいものを正確にあらわし、しかも最も的確なことばを使いたいとは思っていた。美しいことばというのは、はじめから机の上に並んでおかれているのではなく、正確に使われた時に美しくなる場合に美しくなる場合があるにすぎないと思われる。
    (富岡多恵子「詩のことば」)

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