夢で会いましょう (1981年)

  • 冬樹社
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感想・レビュー・書評

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  • (2017/2/1読了)
    すっかりタイトルを忘れて読んでいて、現実離れした諸々のお話に、まるで夢の中のようだなぁと思っていた。
    数を数えたわけじゃないけど、糸井さんの話の方が多かったんじゃないかな?糸井さんの小説は初体験。糸井さんは村上さんより年上で、友人関係だそうだ。作風は、少し村上さんに似てる気がした。
    少しエッチでクールで、話の展開は夢の中なので突拍子もないことばかり。完読できるか不安なまま、それでも気がつかないうちに最終話を読んでいた。本当に文章の上手い人はショートが上手いと何かに書いてあったけど、確かにと納得。

    (内容・文庫版より)
    強烈な個性と個性がぶつかりあう時、どんな火花が飛び散るか――それがこの本の狙いです。同時代を代表する2人が、カタカナ文字の外来語をテーマにショートショートを競作すると、こんな素敵な世界があらわれました。さあ、2種類の原酒が溶けあってできた微妙なカクテルの酔い心地をじっくりとどうぞ。

  • 2014/11/2購入

  • 良いなあと思うのは大体春樹で、糸井さんのはそんなに好みじゃなかった・・・!!タイトルが秀逸。

  • 村上春樹さんと糸井重里の連作の短編集。
    一つのテーマを二人がそれぞれ短編小説(みたいなもの)にしていく
    面白い取り組みだと思う。

    テーマを決めると人間の個性の違いって際立つものなのだなぁと
    感心した。

  • 1200.83.7/10.6刷、並、カバスレ、黄ばみ、帯なし。書庫。

  • ハルキストになったきっかけは実はこれ

  • 不思議にのほほんとした作りの、ひとつが1から3ページの、物語でありエッセイであり単語の説明…の寄せ集め(?)。村上春樹と糸井重里の色濃い世界が1 冊の中に凝縮されています。全開モードです。文中に出てくる「ヤクルト・スワローズ詩集」の内容がいまだに解せないのは僕だけではないでしょう(笑)。

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著者プロフィール

1948年群馬県生まれ。株式会社ほぼ日代表取締役社長。71年にコピーライターとしてデビュー。「不思議、大好き。」「おいしい生活。」などの広告で一躍有名に。また、作詞、文筆、ゲーム制作など幅広い分野で活躍。98年にウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」を立ち上げてからは、同サイトでの活動に全力を傾けている。近著に『かならず先に好きになるどうぶつ。』『みっつめのボールのようなことば。』『他人だったのに。』(ほぼ日)などがある。聞き手・川島蓉子さんによる『すいません、ほぼ日の経営。』(日経BP)では「ほぼ日」の経営について明かしている。

「2020年 『いつか来る死』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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