遷都 (1981年) (集英社文庫)

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著者 : 小松左京
  • 集英社 (1981年7月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (273ページ)

遷都 (1981年) (集英社文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 「日本SF傑作選2」繋がりで、これも再読。
    作者名で期待し過ぎるとアレレ?かもな時代もの。

  • 珍しくSFではない、小松左京の昭和48年の歴史小説を読了。

    応天門炎上焼失という歴史的政治事件を描いた『応天炎上』では、菅原道真と武内宿禰を祖先にもつ紀長谷雄。

    平城京 - 長岡京 - 平安京 と目まぐるしい遷都を描いた『遷都』には、切っても切り離せない陰陽道。そして事件に巻き込まれる、架空の漁民「付名」。

    清少納言と紫式部の交錯と「かげろふの日記」の暗号を描いた『糸遊』。暗号を解くきっかけには、安倍晴明も登場。

    この様に書くと歴史小説に浅学非才な私でも、かなり興味を唆られる。作品は時代背景の解説と左京氏の推論と創作が絶妙に絡み合い、中編ながら相当なボリュームを感じさせる。また氏は、プロレスを例に「バトルロワイヤル」など幾つものカタカナを積極的に用いるため、歴史小説としては極めて斬新だろう。

    こともあろうに著者の名前が、「左京」というのも一興。

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