人間万事塞翁が丙午 (1981年)

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著者 : 青島幸男
  • 新潮社 (1981年4月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (228ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062119412

人間万事塞翁が丙午 (1981年)の感想・レビュー・書評

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  • 戦中戦後の庶民の暮らしや心意気、思いやりが見受けられて気持ちいい。自分の母親をモデルにしてると直ぐわかる。青島幸男の処女作。なかなかリズミカルに読めた。

  • 死んだじいさんに読めと言われて読んだが、なんだこれ何がおもしれーんだろ

  • 直木賞、芥川賞作品のまとめ読みも、めぼしいものは読みつくしたので、たぶん今回が最後の作品となるだろう。

    1981年第85回直木賞受賞作品【人間万事塞翁が丙午】。

    著者はあの青島幸男である。

    東京都知事で晩節を汚したという印象が強いが、こんな小説を書けるほどの才能があったのだと、今更ながらに驚いた。

    戦前戦後の江戸庶民の暮らしが生き生きと描かれている。

    自分の母親がベースだとすぐ分かる。

    語り口はなんだか講談調でユーモアに溢れているが、言葉の選び方は只者じゃない。

    たくさん本を読んだだろうことは容易に想像できる。

    いい加減に見える登場人物の悩み、葛藤、心遣いなどの描写も巧みだ。

    本作が彼の書いた最初で最後の小説らしいのだが、政治なんかに首を突っ込まず、もっと小説を書いて欲しかった。

  • 直木賞 5版

  • (2007.01.17読了)(2006.12.25購入)
    いつか読もうと思いつつ読まないうちにとうとう作者がなくなってしまった。この機会に読まないとまたいつのことになるか分からないので、読むことにした。
    ご存知のように、表題の元になっているのは、「人間万事塞翁が馬」と言う諺です。
    ◆昔、中国の北辺の塞のそばに住んでいた老人の馬が胡の地に逃げたが、数か月後、胡の駿馬を連れて帰ってきた。その老人の子がその馬に乗り落馬して足を折ったが、おかげで兵役を免れて命が助かったという故事から。人生の禍福は転々として予測できないことのたとえ。(「大辞泉」より)

    日本橋のお弁当屋さんの話ですので、青島さんの父母の話のようです。
    (書きかけのため未完)

    著者 青島 幸男
    1932年7月17日 東京都中央区日本橋生まれ
    1955年 早稲田大学第一商学部卒業
    1956年6月 早稲田大学大学院商学研究科修士課程中退
    早大大学院在学中に漫才の台本を書き始め、20歳代で放送作家としてデビュー
    1981年 『人間万事塞翁が丙午』で直木賞を受賞
    2006年12月20日 骨髄異形成症候群のため死去。享年74歳。

    第85回(昭和56年度上半期) 直木賞受賞
    (「BOOK」データベースより)amazon
    呉服問屋が軒をつらねる東京・日本橋堀留町の仕出し弁当屋“弁菊”。人情味豊かであけっぴろげ、良くも悪くもにぎやかな下町に、21歳で嫁いできたハナは、さまざまな事件に出遭いながらも、持前のヴァイタリティで乗り切ってゆく。―戦中から戦後へ、激動の時代をたくましく生きた庶民たちの哀歓を、自らの生家をモデルにいきいきと描き出した、笑いと感動の下町物語。直木賞受賞。

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