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感想・レビュー・書評
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ロス・トーマスにしては「並」の出来栄え。それでも、この作家は凡百のハードボイルド作家をしのぐ切れ味を見せる。とりわけ「会話」は一級品。かのチャンドラーに勝るとも劣らない、と言ったらほめすぎだろうか。本作もそうだが、ロス・トーマス著作はすでに絶版となっているものが多く、ヤフオクでは常にウン万円の値段がつく。図書館にも蔵書は少ない。早川書房あたりが頑張って新訳を出してくれることを切に願うものである。
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