西洋紀聞 (1980年) (教育社新書―原本現代訳〈61〉)

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感想・レビュー・書評

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  • フォトリーディング&高速リーディング。以後高速を交えて熟読。

    最後のバテレン、シドッティーと新井白石との面談(事情徴収)の記録。地理的なところはそれほど面白くないと、最初は思われた。(用語が現代的でなく、知識も一面的である為。)しかしながらその差異を楽しむと面白い。

    資料として読みやすい現代語訳。シドッティーの白人帝国主義的侵略の自己正当化は、白石ならずともちょっと受け入れられない。しかし侵略される国の状況については、あるいはそんな状態であったのかとも思えて、侵略の時代の弱肉強食という背景を感じた。

    ☆4つ。

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