見えがくれする都市―江戸から東京へ (1980年) (SD選書〈162〉)

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  • 鹿島出版会
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感想・レビュー・書評

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  • 槇文彦先生の著書を読みたかったので借りて読んだ。

    槇先生の書いている、?章 都市をみる と ?章 奥の思想、だけ読んだ。

    やっぱり面白かった。わかりやすく書いているから理解しやすかった。
    ?章・・・都市づくりは「都市を歴史的に理解する」ことから知る、と述べていた。
    ?章・・・日本の住宅では、奥は、格式高いところと位置付けられている。古語では、奥は、神の座として考えられていたと書かれている。奥は、神聖なところであるから、人の手はあまり加えないという精神である。このことから、集落には奥として、裏山が隣接しているということだ。

    槇文彦先生・・・東大の教授で、ハーバードへの留学経験を持つ。最近で言うと、テレビ朝日を設計した人である。他にも多数設計している。

著者プロフィール

建築家、1928年東京生まれ。東京大学工学部建築学科卒、ハーヴァード大学デザイン学部修士修了。槇総合計画事務所代表。主な著書に『見え隠れする都市』(共著、鹿島出版会)、『記憶の形象』(筑摩書房)、『漂うモダニズム』(左右社)、「Nurturing Dreams」(MIT Press)など。

「2015年 『応答 漂うモダニズム』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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