1918年3月21日、広島県双三郡三良坂町(現・三次市)の生まれ。1932年、故木見金次郎九段門。1936年、四段。1947年、八段。1958年、九段。 1951年、第10期名人戦でタイトル戦初挑戦。52年、第1期王将戦で初タイトル獲得、木村義雄名人を半香に指し込む。さらに56年、第5期では大山康晴名人を指し込み、香落ち番も勝つ。57年、九段位を奪取。同年、念願の名人位を獲得。史上初の三冠独占を達成する。79年、引退。88年、実力制第四代名人。タイトル戦登場23回、獲得は名人2、九段2、王将3の合計7期。名人・A級には連続31期。ほか棋戦優勝6回。通算成績544勝376敗。 73年、紫綬褒章受賞。78年、関西将棋会館建設委員。91年4月5日、心不全で死去。享年73歳。
「2015年 『升田の研究~鬼手と石田流~』 で使われていた紹介文から引用しています。」