仮面物語―或は鏡の王国の記 (1980年)

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著者 : 山尾悠子
  • 徳間書店 (1980年2月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (270ページ)

仮面物語―或は鏡の王国の記 (1980年)の感想・レビュー・書評

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  • 決して読みやすくは無いのに、映画を見ているような感覚があります。精緻な文章を追っているうちに、私の頭の中にも、今まで思い描いたことのない空間がくっきりと構築され、やがて崩壊してゆく。たまらなくすばらしい読書体験でした。

  • 芳醇な香りの葡萄酒を、舌でそっと舐めてみる。
    あるいは鼻いっぱいに芳香を楽しむ。
    口の中で滑らかな舌触りを味わう。

    そういう感覚のする読み物。

    物語の筋は難解、というか分かり辛い。
    だが個人的には、筋がなくても楽しめる作品。
    その空気の香りと、熟れた言葉を脳の中でかきまぜるだけで恍惚としてしまう。
    もちろん物語も面白いのだが、それ以上に文章が魅力的。
    これを20代中盤で書いたのか・・・天才だな。

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