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感想・レビュー・書評
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本書では、新しい情報処理技術が雇用、組織、意思決定そして
社会経済にどう影響を与えるかについて論じている。
初版は1960年に書かれたものだが、
今でも考え方の原点としては通用しうるのではないか。
書かれた通りになっていることも多いと感じる。
同じ現象を過去のラッダイド運動など、
産業革命の時と比較して検討するというのは個人的に面白い着眼点だった。
確かに規模は違えども昔から似たようなことは起こっているのだ。
私にもう少し経済学の下地があれば、
もっと深く読めたのだろうと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
この本が書かれたのは随分前のことのようだが、今もなおその内容は廃れていない。
現代をめぐる機械化、オートメーション化と意思決定の関係を中心に述べられていた。
生産性や雇用、賃金との関係にまで話は及んでいて、考えさせられる内容だった。