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感想・レビュー・書評
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収録内容は以下の通り。
スローなブギにしてくれ(1975年8月 発表)
モンスター・ライド(1975年5月 発表)
ハートブレイクなんて、へっちゃら(1976年1月 発表)
ひどい雨が降ってきた(1974年9月 発表)
青春の荒野ってやつ(1976年2月 発表)
発散させてもなお余りある、エネルギーに溢れた作品群である。登場人物たちが度々見せる人間の器の大きさに惹かれる。
カバー写真は大谷勲、カバーデザインは竹原宏。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
激しくタイヤがきしむ。すさまじい爆音。ハイウェイの両側の風景が後ろからふっ飛んでゆく。<ほっといてくれよ。ひとりで考え、自分でちゃんとやるんだから!>非行のため高校を転校させられたスピード好きの少年と、子猫に奇妙な優しさを示す少女との不思議な出会い・・・。オートバイの疾走の快感とリズムを伝える鮮烈な文体に都会の若者たちの倦怠とフィーリングをとらえた新感覚の傑作集。表題作他4篇(スローなブギにしてくれ/モンスター・ライド/ハートブレイクなんて、へっちゃら/ひどい雨が降ってきた/青春の荒野ってやつ)収録。「野性時代」新人文学賞受賞。
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大学の時に読んだwww
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今の若者がこれを読んでどういう感想を抱くのかな。
昔読んだときは、なんかもっと乾いた感じがしてたけど。
底に横たわるのは絶望ともちょっと違う?