メナムの残照 (1978年) (角川文庫)

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感想・レビュー・書評

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  • タイが世界屈指の新日国である理由ともなっているタイの名作文学。日本人将校の描き方が素晴らしい。

  • 第二次世界大戦下での、タイ駐在日本人軍人とタイ人女性の悲恋の物語。

    アンスマリンの心の葛藤が痛いように伝わってきて、ほんとうに切ない。苦しい。

    これは、ほんとうに名作!

  • 第二次世界大戦中のタイ王国。日本人将校小堀(タイでいちばん有名な日本姓だというけど・・・周りに居たっけ;)とタイ人女性のアンスマリンの悲恋物語。私がタイ在住だった頃も日本人の役者さんとタイ人の役者さんで舞台が上演されていたっけ。しかし原題は「クーカム(確か、運命の相手)」なのに何故に「メナムの残照」に~(@_@;)。「川の残照」ぢゃないかいぃ・・・。

  • (私が読んだのは
    出版者 大同生命国際文化基金
    ですが、それが見当たらないのでこちらの版のリンクを使っております)

    泣いた。これは泣きます…。
    主人公があまりにきついので、小堀がかわいそうになりますが、でもそれはそれなりの理由あってのこと。葛藤がきれに描かれている。

    こうした日本人像をタイ人が書いたことに、畏れを覚える。その期待に応えているだろうか。

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