脳波 (1978年) (ハヤカワ文庫―SF)

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制作 : 林 克己 
  • 早川書房 (1978年8月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (299ページ)

脳波 (1978年) (ハヤカワ文庫―SF)の感想・レビュー・書評

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  •  もしも人間の頭がよくなったら、どうなるのだろう。世界は平和になるのか、人類の滅亡に至るのか。そうした問題意識をふくらませてくれるのが本書です。

     あるいは知能に磨きをかけて宇宙へ進出し、あるいは地球に残り新たな共同社会を構築してゆく。じつはそれ自体が結末になっているのですが、肝心なのはここに至るまでの大激動です。賢くなったことで単純労働を投げ出す人びと。衣服を投げ出す人びと。新興宗教に暴動。

     つまり、知能向上がもたらす激動と、それにともなう社会的な激動。そのなかで彼らは人間としてどのように変化し、どのような答えを導き出すのか、というところが面白いです。

     核となっている問題意識がとてもシンプルなので、その点では分かりやすさがあります。SF入門者としても楽しむことのできた一冊でした。

  • 結末がきれいでいい感じ   
    表紙   5点野中 昇
    展開   5点1954年著作
    文章   7点
    内容 720点
    合計 737点

  • 私的にベスト5に入る作品。人類みんなが賢くなるのがなんかいい。

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