愛に時間を (1978年) (海外SFノヴェルズ)

  • 17人登録
  • 4.25評価
    • (2)
    • (1)
    • (1)
    • (0)
    • (0)
  • 3レビュー
制作 : 矢野 徹 
  • 早川書房 (1978年2月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (759ページ)

愛に時間を (1978年) (海外SFノヴェルズ)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • SF小説。2000年以上を生きた長命種族の人間の人生の物語。

    長門有希がこの小説を読んだら、次のいくつかの点で関心を持つかもしれない。

    この物語では数百年から千年以上の寿命を持つ「長命種族」を中心に、平均数十年の寿命を持つ(つまり実際の)「短命種族」とあわせて描写しているので、両者を対比することで、生命の寿命の概念が当てはまらない情報統合思念体が人間の寿命に起因する性質の理解を助ける可能性がある。

    遺伝学の知識と品種改良技術や延命技術を中心に構成されている点は、最新の遺伝子工学のレベルに到達しておらず情報統合思念体の関心を引く可能性は高くなさそうだが、それらが性愛(エロス)と聖愛(アガペー)と組み合わされたストーリーの部分に新しさがあるかもしれない。

    国家内や惑星内、太陽系内の規模の社会構成ではなく銀河系レベルの社会構成である点については他の資料の多くが参考になるだろう。

    コンピュータを人間に変える(記憶や人格を移す)事例は、対有機生命体コンタクト用ヒューマノイド・インターフェースと類似性が高く、その作成法やアイデンティティーの考察に採用されることが予想できる。

    タイムマシンによる時間旅行は、涼宮ハルヒを取り巻く状況で行われた事例と類似性があるが、その数や手法が異なるものの、対象となる人物の救出劇の参考になるかもしれない。

    長命種族と短命種族の組み合わせによる家族のストーリーは、人間と対有機生命体コンタクト用ヒューマノイド・インターフェースの関係を変化させるアイデアを提供する可能性がある。

    それにしても、2000歳を越えた最長老(主人公)が、その歳になってからクローンで作られた双子の妹に「お兄ちゃん」と呼ばせているのは時代を先取りしていたのだろうか。キョンには実の妹がいるけど「お兄ちゃん」と呼ばれない状況下にあるので、長門がキョンをそう呼ぶストーリーは面白いのかもしれない。

  • 文庫で持っていますがこちらで再読。何度読んでも素晴らしいです。重いですが文庫より頁構成が好きなので欲しいなあと思っています。人生は短し、されど歳月は長し、長からず、悪しき日の来たらざる間は。

  • 不死者の長い物語。
    長すきて途中やめになったままだった。
    その意味では「読書中」の方に分類すべきか?

全3件中 1 - 3件を表示

ロバート・A.ハインラインの作品

愛に時間を (1978年) (海外SFノヴェルズ)はこんな本です

愛に時間を (1978年) (海外SFノヴェルズ)を本棚に登録しているひと

愛に時間を (1978年) (海外SFノヴェルズ)を本棚に「読みたい」で登録しているひと

愛に時間を (1978年) (海外SFノヴェルズ)を本棚に「積読」で登録しているひと

ツイートする