人魚物語―まさかね絵草紙 (1977年)

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感想・レビュー・書評

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  • これはなんといえばいいんだろう。
    詩というか画集というか物語というか神話というか。
    エログロ系の、好き嫌いのきっぱりわかれそうな迫力ある美しさの絵本。
    神秘性さえ感じる。

    海から生まれた生き物が陸に上がり海を侵し、いくさで滅びまた再生する。
    私の言葉で説明しようとすると陳腐になってしまうな。
    そんなものじゃない。
    詩の言葉だけでも絵だけでもすごいのに、相乗効果に圧倒されてしまった。


    そういえばこれは、いくさを知っている人がかいたものなんだな。

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