偶然世界 (1977年) (ハヤカワ文庫―SF)

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制作 : 小尾 芙佐 
  • 早川書房 (1977年5月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (282ページ)

偶然世界 (1977年) (ハヤカワ文庫―SF)の感想・レビュー・書評

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  • 話の筋はきれいさっぱり忘れていたので、人造人間を遠隔制御する人間を乱数的に入れ替えることによって意図を覚られないようにするという発想に意表を突かれた。しかし、ジョン・プレストンとは結局のところ何者で、なぜ登場させる必要があったのか最後まで分からなかった。巻末の解説「ディックの処女長編」を書いた「K・I」は誰だろう。小尾芙佐訳。昭和五十二年五月三十一日発行。昭和五十九年七月十五日二刷。定価360円。

  • なんだろうこれ、どうもとっちらかった印象。途中からバトルものみたいになってるし。
    いかに天才ディックといえども処女作から洗練されてたわけではないんだなー。

  • ディック強化月間。表紙の違うハヤカワ文庫版だが、おそらくこちらと同じであろう。クイズマスターという支配階級の元、被雇用者として動く主人公と、クイズマスターの座を争い、命を狙われる別の主人公の2つの視点から、宇宙の果て(?)の「炎の月」を目指す。

    価値観やテクノロジーが根本的に異なるハードなSFの世界観のため、取っ付きに失敗するとまず意味不明な本となるだろう。そこを乗り越えても、読了の満足感は得られていないので、なんか読み落としていたのではないかと思う。

    支配階級のランク付け、テレパス、乗り移って操作するアンドロイドに宇宙旅行と、いろんな要素が山盛りなのだが、アンドロイド(合成人間としているのは、バローズへのオマージュ?)の部分以外は消化不良気味。

    その辺を外して読んでいくと、自分では手を下さないヤクザ小説か戦国もののような構図で、なんか薄いなーという感想。

    また、本書(1977版)の致命的な欠点は、翻訳のまずさに尽きる。会話が会話に鳴っていない、男言葉と女言葉が混在、わからない単語がカタカナで記載されている様な部分など、機械翻訳のような文章で、複雑な世界観と相まって、全然印象に残らなかった。

    新しい版は、訳者は同じものの、名前などの記述が若干異なっているようなので、少しは改善されているのかしらん?

    ディックの作品というだけで、内容そっちのけで高評価をされる本だと思うが、この訳文のままなら、ディックマニア以外は特に読む価値はない。

  • ディックの処女長編、結末が甘い  
    表紙   5点渡辺 隆
    展開   5点1955年著作
    文章   6点
    内容 625点
    合計 641点

  • 設定が面白い。処女(長編)作だからなのか、あっちの設定がいまいち活かせず終わってる感じがする。

  • 処女長編。さまざまなアイデアが盛られているが、やや未消化な印象。ボディとテレパス網の追跡シーンは迫力。

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