骨 (1977年) (集英社文庫)

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感想・レビュー・書評

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  • SFは未来を先取りしているのではなく、未来がSFに追いつこうとしているのかもしれない。
    鉄腕アトムやドラえもんを見ながら、いつもそんなことを考えていた。
    小松左京を読んで、その曖昧な自論は少しの疑問を残しながらも確立するようになった。
    SFの世界に憧れ、現実のものにしたいと願う。
    その結果が、未来なのだと。
    「こういう宇宙」も、「ヴォミーサ」も、そう思わずにはいられない何かを感じた。

  • 小松左京強化月間……みたいになっております。しかし、面白いです。星新一とも筒井康隆とも一味(?)違ったSF作品。薄暗い雰囲気が素敵な「骨」はもちろん、「炬燵の中の月」のようなショート・ショートもすごく面白かったです。うちの炬燵が月につながっていたらすごいなぁ。

  • 先日亡くなったSF文学の重鎮、小松左京の自選短編集。ミステリータッチの展開が多くハラハラしながら夢中になった。読みやすい文章に込められたずしりとしたメッセージ。「こういう宇宙」は強烈でした!

  • 080419(m 080501)
    080818(m 不明)

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