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感想・レビュー・書評
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1964年に発表された小松の長編SF三作目。実業之日本社が発行していた漫画雑誌「漫画サンデー」に掲載する漫画の原作として企画された現代に活躍する“忍者”をSFストーリーに置き換えて超能力者(エスパー)と秘密諜報員(スパイ)を足した造語で『エスパイ』と命名された。後に連載小説として掲載が決定し、同時期に「伊賀忍法帳」を掲載していた山田風太郎のエロチックな忍法帖もののアダルトテイストも盛り込んで、シリアスというよりもコミック的な要素の強いSFアクション小説として好評を得た作品。昭和なスパイアクションが楽しい。
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