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感想・レビュー・書評
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「レトリック感覚」「レトリック認識」を最初に読んだため
か、著者がレトリックの研究を端緒として、その後言葉や
記号の問題に注目していったのだろうと勝手に思っていた
のだが、この処女作を読むとそうではなく、当初から記号や
言葉の問題が射程に入っており、その考察からレトリックに
注目していったことがわかる。「記号人間」と書くと何やら
推理小説かSF小説かと思ってしまう字面だが、最近流行り
のホモを使って「ホモ・シグニフィカンス」と書くと、その
意味したいことが伝わるだろう。記号を作り記号を行う、
ヒトは「意味作用をする」存在である。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
非常におもしろそうな本。
現代芸術の戦略から。
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