湖の伝説―画家・三橋節子の愛と死 (1977年)

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著者 : 梅原猛
  • 新潮社 (1977年1月5日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (260ページ)

湖の伝説―画家・三橋節子の愛と死 (1977年)の感想・レビュー・書評

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  • らじママが感銘を受けた三橋節子さんの生涯を、『隠された十字架』の梅原猛さんが絵画と人生についての解説本としてまとめた1冊。
    幼い子供たちと年下の夫、優しく見守ってくれている家族や友人を残して35歳で早世した三橋さんの生涯は、いろんなことを考えさせてくれます。
    心が疲れたときに読むと元気をもらえるよ。

  • (1977.04.17読了)(1977.02.11購入)
    副題「画家・三橋節子の愛と死」
    *本の帯より*
    人間を追求する慟哭と英知の書
    ガンのため右腕を切断した女流画家。迫りくる死を直視しながら左手で描き出したものは何か? 雄渾の筆が解明する感動の人間論!
    自分の死が確実に迫ってきたのを知ったとき人は何を考え何をなりうるか。二人の幼児と短い自己の人生への訣別のため、慣れぬ左手に絵筆を持ちかえて奇蹟的に描いた「湖の伝説」シリーズ。決定的な不幸のどん底の中で、なおかつ生きとし生けるものへの愛と信頼を画面一杯に訴えて夭逝した女流画家の生涯。梅原猛がライフワークの日本学の仕事を中断して執筆した本書は、読者を慟哭と英知の世界にひきずりこむ最も現代的な愛と死と生の書である。

    【目次】
    序章
     一枚の絵
     ガンに襲われる
     愛の表現としての芸術
    第一章
     幼年時代
     節子をつくった生家
     二つの受難
     市立美大に入る
    第二章
     雑草と虫の画家
     「人間」を発見したインド旅行
     節子の「宗教」発見
     恋愛と結婚
     インド・カンボジア画の変化
     賢治の童話による二作
     「どこへゆくの」―子供への期待と不安
     「鬼子母」と「鬼子母神」―女の二つの顔
    第三章
     死との対決
    左手に画筆をもって
     奇蹟の再起
     「田鶴来」―鶴の夫婦愛
     「三井の晩鐘」―龍女の別れ
     再起ではなく
    第四章
     迫りくる死
     辞世の画のリハーサル
     子供に遺す童画
     もう一度「雷獣」を
     「花折峠」の画
     花に囲まれた涅槃図
     「余呉の天女」―辞世の画
    終章
     最後の入院日記

    ☆梅原猛の本(既読)
    「仏像」望月信成・佐和隆研・梅原猛著、NHKブックス、1965.04.20
    「続・仏像」望月信成・佐和隆研・梅原猛著、NHKブックス、1965.10.20

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