絵本の見かた・創りかた (1975年) (おしゃべり絵本講座)

著者 :
  • すばる書房盛光社
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感想・レビュー・書評

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  • 絵本とは何か。生半可な気持ちでは創作はできない。柔らかい文体に反して、ハウツーではなく、覚悟を促す本である。

    蛇足だが、本書で引用される絵本が分からないと魅力も半減するんではないだろうか。

    ・今までは絵本というと「子どものモノ」みたいにいわれてきておりましたが、今では、若者の絵本、大人の絵本、創作としての絵本、造形としての絵本、デザインとしての絵本、絵本の絵本などにぎやかになってきた。
    ・映画もテレビも演劇も音楽もこうはいかない。見る方の意志で「ドラマの扉」をあける<めくる>ことができるのは絵本だけ。
    ・職業意識。リンゴ作りの人はリンゴに目がいく。
    ・「子どもの絵本で最良のものは、描かれた詩のようなもので、それは画集であってはならない」
    ・ひとつの<ひらめき>が<ヒナガタ>になって絵本になるのに、2年丘3年とかの時間が流れるのは普通のこと。

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