暗黒のメルヘン (1971年)

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制作 : 澁澤 龍彦 
  • 立風書房 (1971年発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (302ページ)

暗黒のメルヘン (1971年)の感想・レビュー・書評

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  • これが「スタイル」であろうか。文の連なりをひとつの標本、または手ざわりを持った一幅の絵画として頭の中に描き出してくるちからを、ほぼすべての作品に感じた。雑味(作者のにおい)をおぼえることなく楽しめる巧みな作品群で、乾いた紅を中心の色にまとめて感じられる花束は、かなり私好みだった。泉鏡花先生は既にだいすきなので、次はだんだん、もう少し、日影丈吉安部公房三島由紀夫各氏の著作に手を伸ばしたい。
    手本としてもまた読み返したく思う。
    2017/12/31

  • 古本屋で購入したハードカバー&箱つきの本。
    澁澤龍彦氏が好きで購入したのだが、流石というかなんというか、澁澤氏が選んだだけあり、他の人の作品も自分のツボでよかった。
    坂口安吾氏の「桜の森の満開の下」が収録されているのだが、これは読んだ事のある人も多いのではないのだろうか。
    ただ、この短編集の中の作品はあまり一般的では無く、倉橋由美子氏「恋人同士」は獣姦モノであるし、夢野久作氏の「瓶詰の地獄」は近親相姦がテーマ、山本修雄氏の「ウコンレオラ」は異星人?との交流?の話だったりする。
    個人的には三島由紀夫氏の「仲間」が三島氏らしくないというか三島氏にしては珍しい作品で気に入っている。
    好みが強烈に別れる作品だと思うが、澁澤氏の作品が好きならば目を通しても損は無いと思う。

  • 『恋人同士』が一番好きです。
    最初は、ネコの視点だと気付かなかった…。
    結局ヤンニも同じことをしているんだろうかと。

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