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感想・レビュー・書評
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ルソーの不思議なテクスト。
音楽の起源を辿るために、
「言語の起源」を問題にする章から始まる。
そこで最終的に示されるのは、
「言語は起源において音楽的であった」
というテーゼである。
ユートピア的状況から始まって堕落する文明社会へ
という構図は、ルソーの特徴をなしている。
ちなみに、J・デリダは『グラマトロジーについて』で、
この薄いルソーのテクストを非常に細かく読解している。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
言語は情念から生まれた、と繰り返し強調しているのが印象的。
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