家畜人ヤプー (1970年)

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著者 : 沼正三
  • 都市出版社 (1970年発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (462ページ)

家畜人ヤプー (1970年)の感想・レビュー・書評

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  • 196X年、日本人留学生、瀬部麟一郎とドイツ娘クララの2人が馬を走らせているところから物語は始まる。ちなみに2人は婚約している。そこへ2千年後の未来からやってきた円盤が墜落してくる。とある勘違いも合わさり、2人は未来の世界へ。そこは白人が神として扱われ、日本人はヤプーとして奴隷以下の扱いを受けていた。世界の変化とともに、2人にも変化が現れ、麟一郎は家畜になっていく姿が書かれている。ただし未完で、続きがものすごく気になる終わり方をしている。
    とにかく細部設定がすごい。いろんな古典や伝説をヤプーの家畜化に結び付けてくるからすさまじい。下ネタも大真面目に論じていて笑ってしまう部分もある。
    汚物を信仰の対象にまで例証しているこの小説は文学と呼べるかもしれない。というかなんだか恐ろしい…

  • 確か姉にすすめられたのがきっかけ。中学生か高校生の頃。世界が広がったように感じた。こんなことを考えてる人がいて、それを物語にして、本にして出そうと思う人がいることに驚いたもの。その後、続編を読み、漫画版も買い、でも、共有したのは姉までだったなぁ。友人に教えても、読みたがらなかったし。

  • 読者が人間椅子に慣れてしまうのが怖い。これを芸術といいだしたら終わりだと思うけど、「これはねーだろww」という発想を躊躇なく文章にした沼正三は鬼才。しかしとんでもなく未完である。

  • 読んだものはS47年初版の改訂増補決定版です。装・画-村上芳正。手頃な価格で出てたのでとおとお読んでしまいました。。。
    スケールの大きなマゾヒズムすぎてところどころ本気なのか冗談なのかと思う箇所もありましたが、読んでいくうちにこのひとはおおまじめなんだと。マゾの奥深さをしみじみ感じることができました。

    本来、誰しも『イース』のような独自の世界を持っているんだと思いますが、最近では商業的な供給過多で多くの楽園の芽が摘まれているのではと自分のことも含め残念。

  • サディストとマゾヒストがそれぞれの道に目ざめていく心理状態を描いた小説です。
    結構実性活に応用できます。
    悪夢のような展開ですが本人達が良ければいいんだろうなと納得する小説。
    しかしある民族を家畜化はいかんでしょう。そこでも家畜の美学ってものがあるのですが。

  • 購入価格700円。初読。(幻冬舎版一巻既読)

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