鞄の中身 (1974年)

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感想・レビュー・書評

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  • 著者自身の一番好きな作品が表題作らしい(ラジオで)。なるほど。ここに収められている全ての作品に人の後暗さ、背信というのか、秘密や罪、すえた匂いというのか。
    コレです。若い頃には無理でした。シュルレアリスム、日常のけだるい悪や、小説と随筆の境がないようなものもあり、興味深い。

    これは創作なのか実話なのかと思いながら読み進んでいたら三島由紀夫のことでビックリ。可哀想だと三島を思う気持ちがまた沸く。少年少女日本文学館に収められた氏の作品も子供が読むのかと驚いたけど、その答えはこの中にもおさめられていた。

    • minikokoさん
      くろねこ・ぷぅさんのレビューを読んで、読みたくなりました。
      くろねこ・ぷぅさんのレビューを読んで、読みたくなりました。
      2017/10/20
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