未必の故意 (1971年) (書下ろし新潮劇場)

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著者 : 安部公房
  • 新潮社 (1971年発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (143ページ)

未必の故意 (1971年) (書下ろし新潮劇場)の感想・レビュー・書評

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    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/B000J96ONY
    ── 安部 公房《未必の故意(戯曲) 19710910 新潮社》
    /井川 比佐志・主演 19710910 俳優座劇場で初演
     
    …… 未必の故意(みひつのこい)故意の一種で、結果の発生が不確実
    であるが、発生するかもしれないと予見し、かつ、発生することを認容
    (容認)する場合をいう法律用語。故意には、結果の発生を確定的なも
    のとして認識する「確定故意」と、これを不確定なものとして認識する
    にすぎない「不確定故意」とがある。未必の故意は後者に属する。未必
    の故意を故意と評価するかどうか、「認識ある過失」との関係で両者の
    区別が問題となる。認容説(通説・判例)によれば、結果の発生を認容
    する場合が故意(未必の故意)であり、この認容を欠く場合が過失(認
    識ある過失)であると解されるのに対し、蓋然性説では、結果発生の蓋
    然性が相当高度であると認識しているか否かにより両者が区別される。
    ── 名和 鐵郎《日本大百科全書 ‥‥ 小学館》
     
    …… 僕たちの恋は必然的なものだ。だが偶然の恋も知る必要があるよ。
    (サルトルが、妻であり恋人であるボーヴォワールに語ったことば)
     Sartre,Jean-Paul  19050621 France 19800415 74 /~《La nausee,1938》
    ♀Beauvoir,Simone de 19080109 France 19860414 78 /~《Le deuxieme sexe,1949》
     
    http://blog.goo.ne.jp/adlibrary/e/96f1414e3e6d00795ca113e1f1de2326
     偶然か必然か(20050225 09:57:40)削除された質問
     
    http://oshiete1.goo.ne.jp/qa5697167.html(No.3 20100223 05:17)
     故意か偶然か ~ 誰でも語ることができる大迷題 ~
    http://q.hatena.ne.jp/1368788349#a1201327(No.20130517 20:22:11)
     愛は先着順だが、恋は後着順である(無着青春日記より)。
     

  • 安部公房の戯作を読むのは初めて。
    とりあえず主要な登場人物の役名が放送禁止用語で、現在は
    当然の如く絶版されているみたいです。

    辺鄙な島に住む人々が結託して、暴力放題のヤクザ者を殺害する。
    警察が来る前に皆で口裏を合わせ、殺すつもりはなかったという
    ことにするはずが…
    と、こんな感じです。
    公房の作品に共通する人間の怖さ、ここでは特に集団の狂気が、
    ぞわぞわと肌を撫でていきます。
    戯作なんでやっぱりちょっと読みにくいのと、「もっと読みたい!
    出し惜しみするな!」というくらいの薄さなので-★×2。
    安部公房を何冊か読んでみて、嵌った人に是非読んでほしい。

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