みずから我が涙をぬぐいたまう日 (1972年)

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著者 : 大江健三郎
  • 講談社 (1972年発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (260ページ)

みずから我が涙をぬぐいたまう日 (1972年)の感想・レビュー・書評

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  •  現実世界とのきずなのすべてに自由を宣言したかれの語りが現実の体験と一致するなどもはや無意味だ。過去の細部のある一点をはっきりとうかびあがらせるためなら現実などどのようにも改変するつもりだ。肝臓癌と信じて精神病棟にいるかれは、単なる個人の恣意的な回想をこえたひとつの同時代史を記録するため、過去のハピイ・デイズへとまっしぐらに遡行した。

  • 『虚空のただなかの直径五米ほどの天体に、僕がひとり置きざりにされている』
    『ただ手持ちぶさたにそこに突っ立っている状態をなんとか持続する』

    私もそんな夢を見る。

  • タイトルに惹かれて購入したが、よくも悪くも大江健三郎だった。当たり前だが。

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