本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (349ページ)
感想・レビュー・書評
-
故郷、実家、少年時代の暗く黴臭い記憶が何かの折りにふと思い出される感覚、妻にはわからない、自分と同じ気質を子供に感じる主人公の気持ちなど自分とシンクロするところがあって、切なく、少し辛く感じたりする。でも文章がとても滑らかで整っているので、読むのは面白く、落ち着くという反対の作用もあって、そこまで重苦しい気持ちにならずに読めました。なんか好きです。小説を読んだという充実感が、じんわりと残ります。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
秋声の3部作「あらくれ」「足迹」「爛」などとともに彼の代表作。自然主義文学の金字塔。
全2件中 1 - 2件を表示