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感想・レビュー・書評

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  • 大尉の服を着て金を取る場面は最後の場面である。それまではなかなか旅券がもらえないことと、大尉の服が売られるという前ふりがある。

  • 「コンドームの歴史」つながりで、バーナード・ショウ「ウォレン夫人の職業」のみ読了。当時は物議を呼ぶ刺激的な戯曲だったのだろうけど、今の基準からすると過激とも思われず、なのは致し方なし。ウォレン夫人の職業も、はっきりそれとは指されず、まわりくどく描写されるところから汲むしかなく。ただ、娘としては、知らずに、今までそのお金で育って、教育を受けてきたことには、何がしか申し立てをしなければ気がすまなかったのだろう、と。/フランク:妹たちは自分の好きなようにするがいい。ぼくは自分の好きなようにする。ぼくたちは二度と会わなくたって平気さ。それが兄妹というもんだよ。/ヴィヴィー:わたくしにとっては、この人生には美もなければ、ロマンスもありません。人生はあるがままです。わたくしは人生をあるがままに受け取るつもりです。/ヴィヴィー:涙をながしたってただでしょ。その涙と引きかえにあなたはわたしの全生涯の平穏と無事を提供させようとなさっているのです。/ヴィヴィー:お母さん、あなたは娘を欲しがり、フランクは妻をほしがっています。わたしは母親もいりませんし、夫もいりません。わたしは自分自身もフランクも容赦しないで、あの子を追っ払いました。あなたには容赦すると思っているんですか?/プレイド:きれいな女というものは、そういう-つまりだね、そういう関係でない友人というものが必要なんだ。たまにはそういう関係からのがれられないと、自分の美貌がかえって苦痛になるだろう。/ウォレン夫人:女が裕福な暮しをしようとしたら、自分に親切にしてくれるだけの金のある男に、こっちから親切にしてやるのさ、それしかないんだよ。

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