珍訳聖書 (1973年) (書下ろし新潮劇場)

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  • 1973年2月25日発売
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  • 犬が主役となって展開される劇。
    ストリッパー犬が登場し、そのストリッパー犬が豚以上で倒れたことから物語が展開されていきます。
    で、その結末たるやどうなることかと読み進めていくと、中盤以降で意外な展開に驚かされました。
    そこから怒濤怒濤の展開、大変おもしろかったです。

    台本の形を取っており、台詞がメインで、説明描写もト書きの形で簡潔なため、すらすらっと読み進めることができたのもよかったです。

    あと下ネタも好きでした。

  • 初版

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著者プロフィール

(いのうえ・ひさし)
一九三四年山形県東置賜郡小松町(現・川西町)に生まれる。一九六四年、NHKの連続人形劇『ひょっこりひょうたん島』の台本を執筆(共作)。六九年、劇団テアトル・エコーに書き下ろした『日本人のへそ』で演劇界デビュー。翌七〇年、長編書き下ろし『ブンとフン』で小説家デビュー。以後、芝居と小説の両輪で数々の傑作を生み出した。小説に『手鎖心中』、『吉里吉里人』、主な戯曲に『藪原検校』、『化粧』、『頭痛肩こり樋口一葉』、『父と暮せば』、『ムサシ』、〈東京裁判三部作〉(『夢の裂け目』、『夢の泪』、『夢の痴』)など。二〇一〇年四月九日、七五歳で死去。

「2023年 『芝居の面白さ、教えます 日本編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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