花神〈4〉 (1972年)

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著者 : 司馬遼太郎
  • 新潮社 (1972年発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (273ページ)

花神〈4〉 (1972年)の感想・レビュー・書評

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  • 竜馬が歴史的役割を終えたとたん暗殺されたように、蔵六も…。全然知らなかったので、びっくりした。蔵六・イネ・お琴の関係は、竜馬・さな子・お龍の相似のようだ。モテの竜馬が1人で死んだのに対し、非モテの蔵六は最後にイネに看取ってもらえたので、釣り合いが取れている。後の世に与えた影響も、蔵六の方が圧倒的に大きい。まったく目立たないところが,またいい。

  • やっと、よみおわった。
    合理主義者 大村益次郎。
    合理的であるがゆえに、合理的な生き方をした。
    それに、寄り添うように イネが いきている。
    オンナを描くのができないといわれた 
    司馬遼太郎が 苦心して フィクション化したのが
    この切ない恋物語だったのだ。

    オトコをオトコの視点から描く。
    ただ、ひたすらに。

    田舎の百姓の医者が 幕末 そして 明治維新のるつぼに巻き込まれ
    戦争 そして 軍隊を 知り尽くした オトコが
    明治政府の 軍の基盤を作り上げて 暗殺される。
    オトコらしい といえばオトコらしいが、
    花もなく 実もないような、
    豆腐で 満足できる オトコだった。
    なぜか。それでいいのだ。という言葉が聞こえるような。

    西郷をうけいれず
    勝海舟をうけいれず
    ただ、ひたすらに。

    長州の戦いを 革命と評価していることに
    意外感を もちながら 長州と薩摩の違いが
    肌合いの違いとして うまれている。

    もっと、長州というものを知りたいのだ。
    やはり、吉田松陰をしらねば わからないのだろうね。

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