日本児童文学館〈4〉海底軍艦―名著複刻 (1971年)

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著者 : 押川春浪
  • ほるぷ出版 (1971年発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (376ページ)

日本児童文学館〈4〉海底軍艦―名著複刻 (1971年)の感想・レビュー・書評

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  • -海島冒険奇譚-海底軍艦

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    <あらすじ>
    世界を放浪していた柳川某(名前は出てきたのか?覚えていません)は、旅先のイタリア・ネープルスの港から日本への帰国の途へつかんとしていた。かの地で成功を収めていた旧友濱島武文と面会した彼は、濱島から日本に帰る妻・春枝と一人息子・日出雄のつきそいを頼まれる。
    柳川と、春枝、日出雄少年を載せてネープルスの港から日本に向けて出航する弦月丸。しかしその弦月丸がインド洋上で海賊の襲撃に逢い・・・?</font>

    1900年(明治33年)に発表されたこの作品は、児童向け(おそらく)の冒険小説です。
    同名で東映で特撮映画化されたり、オリジナルアニメになったりしていますが、映画もアニメもオリジナル部分が多くあり、登場人物も違い、原作とは言えないでしょう。

    この本の前付きには、伊藤海軍大将、肝付海軍少将他さまざまな海軍関係者の題辞やら序文やらが載っています。「校閲」の文字も光っています。それだけに、この作品の内容も終始大日本帝国海軍および海軍人、ひいては日本人のすばらしさについてこれでもかとばかりに言及しており、一方で外国人を貶めるような表現も散見されます。
    しかし、そういう本を出版させた当時の当局、時代というものを考えて客観的に読んでいくと、当時の少年たちが(または大人たちが、そして日本という国が)何に憧れ、どこに向かっていたのか、その一端を伺い知ることができるのではないでしょうか。
    現代の我々からすると、当時の人の考えや行動がどこまでがリアルなのか判別し難いところもありますが、そこは荒唐無稽な冒険小説だと思って読んでしまえばいいと思います。

    本文はすべて旧仮名遣いで書かれていますが、もともと少年向けですので、総ルビとなっており非常に読みやすいです。旧仮名遣いや古文の文章が読みにくい、読めないという方は、こういう子供向け作品から読んでいくと、いずれ他の本も読みやすくなるのではないでしょうか。
    また、私はこの作品の<font color=red>文章の美しさ、リズムの美しさ</font>に魅せられました。音読してみることをお勧めいたします。

  • 「海島冒険奇憚」
    少年よ海へ出よ。
    海こそ男の浪漫。
    帝國海軍萬歳!

  • はじめて読んだのは小学生のころで、この原作を読み易いものに変えたものだった。

    ちょうど、東宝のゴジラ映画の同時上映で「海底軍艦」を見た後で読んだような記憶がある

    しかし、原文で読むと、もっと面白い

    海島冒険奇譚 冒険鉄車

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