アフリカの神話的世界 (1971年) (岩波新書)

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著者 : 山口昌男
  • 岩波書店 (1971年1月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)

アフリカの神話的世界 (1971年) (岩波新書)の感想・レビュー・書評

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  • (1981.05.27読了)(1981.04.17購入)
    *解説目録より*
    著者はアフリカ各地での野外調査を核に、文化人類学の神話研究の成果を摂取し、原住民の神話的世界を描きだす。異なった地域の原住民の神話を比較・分析し、神話の「伝播」と「変身」さらにはその「構造」を考察する。それは、彼らの世界を内側から理解することに他ならない。こうして、未開といわれる人々と文明を誇るわれわれの世界が意外に近いことが理解されようし、「第三世界」の真の意味もおのずから明らかになるであろう。

    【目次】
    Ⅰ いたずら者のメッセージ―概論的に―
    Ⅱ 天と地を繋ぐ者―伝播論的に―
    Ⅲ 神話の変身―形態論的に―
    Ⅳ 野兎と王権の神話―構造論的に―
    Ⅴ 破壊と創造の神話論的根拠―象徴論的に―
    Ⅵ 反文化のミトロジー―始原論的に―
    Ⅶ 「第三世界」の神話―戦略論的に―
    あとがき

    ☆アフリカに関する本(既読)
    「ゴリラとピグミーの森」伊谷純一郎著、岩波新書、1961.08.30
    「ピグミーの世界」酒井傳六著、朝日新聞社、1973.03.24
    「カラハリ砂漠」木村重信著、講談社文庫、1973.04.15
    「タッシリ・ナジェール」森本哲郎著、平凡社新書、1976.01.08
    「アンゴラ解放戦争」芝生瑞和著、岩波新書、1976.01.20
    「西アフリカ」本城靖久著、駸々堂、1977.03.10
    「ザイール・ノート」米山俊直著、サンケイ出版、1977.07.05
    「トゥルカナの自然誌」伊谷純一郎著、雄山閣、1980.11.20

  • アフリカは南アフリカに行きました。
    大地と天空に響き渉る叫びを感じました。
    暮らした訳では無いので、アフリカの神話は、ピンと来ないところがあります。

    アフリカの神話と他の地方の神話との比較をする際のきっかけになればと思いました。

    日本でアフリカを調べることは難しく、アフリカに行く機会も少ない。

    アガサクリスティと栗本薫がエジプトの影響を受けているようです。
    一度は、エジプトは行ってみたいと思っていました。

    本書で紹介のある地方へ、行きたいという気になりました。

  • 物語の構造分析である。要するに、それは一般化する試みなので、
    アフリカの神話的世界というのは入口にすぎない。
    もちろん、それなりのサンプルがあって、それを眺めるだけでも楽しめる。

    ただ、それは最終的に物語るべきものがなんであったのかの探究だ。
    正確には神話として物語るべきものかもしれないが、
    神が死んだとされた今であっても、この通りの神ならばまだ各所に実在する。
    いや、断絶が増す今こそ神は溢れかえっていると言えるだろう。

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