深代惇郎の天声人語 (1976年)

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著者 : 深代惇郎
  • 朝日新聞社 (1976年発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (361ページ)

深代惇郎の天声人語 (1976年)の感想・レビュー・書評

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  • 言葉=資本 が成り立っている。

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    展示中

    【内容紹介】
    日新聞1面のコラム「天声人語」。この欄を1970年代半ばに3年弱執筆、読む者を魅了し続けて新聞史上最高のコラムニストとも評されながら急逝した記者がいた。その名は深代惇郎―。

    【キーワード】
    単行本・天声人語・朝日新聞・コラム


    ++1

  • 1103春朝日勉強会で   一生読む     110512到着Y300+250

  • 本田靖春にはかろうじて間に合った私だが、朝日新聞きっての名文家と
    呼ばれた深代氏には指先さえ届かなかった。

    その深代氏が、昭和48年から病に倒れ入院する昭和50年までに担当した
    「天声人語」を、テーマ別にまとめた1冊である。

    打ちのめされている。なんという流麗な文章なのか。世に上手い文章は多々
    あるが、読み流して後、後には何も残らない文章もある。

    しかし、800字に満たないこのコラムは頭にすんなりと入って後、考える
    時間を与え、ある部分は心に残る。

    ユーモアあり、皮肉あり。そして、自らも属する新聞の世界を真摯に
    省みることもある。

    長い文章を書くのは簡単だ。長ければ長いほど、言葉を尽くして言いたい
    こと・伝えたいことを書くことが出来る。文の上手・下手を問わなければ、
    誰でもが書けるだろう。

    ところが、短文となるとそうはいかぬ。限られた文字数の中で、言葉を
    厳選し焦点を絞り、伝えるべき情報を盛り込まなくてはならぬ。

    あぁ、敵わない。こんな名文を読み終わって、自分の書いたものを読み
    返すのは自殺行為にも等しい。深代氏の文章に遠く及ばぬ自分の文章を
    反省し、これからも修業しなくちゃいけないな。

    朝日新聞きっての名文家は、46歳という若さで急性骨髄性白血病でこの
    世を去った。天は意地悪だ。もう少し深代氏をこの世に置いてくれれば、
    私は間にあったかも知れぬ。

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