性的人間 (1968年) (新潮文庫)

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著者 : 大江健三郎
  • 新潮社 (1968年発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (228ページ)

性的人間 (1968年) (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

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  • キヨシローと、長尾靖の悲報が同じ日に流れた今日。17才だった私を思い出した。
    長尾靖の写真に触発された話をしたら、古文の先生がこの本を教えてくれた。
    ほとばしる若さのベクトルをどこに向けたら良いかわからない、乱暴な17才像が描かれている。
    山口二矢はそんな単純な奴じゃなかったと思った。大江健三郎を嫌いだ、と思った。

    18才になって、ひょんなきっかけで食事を同席したキヨシローは、とても優しい人だった。
    緊張してガチガチの私を、赤ちゃんだったお子さんを抱いて見送ってくれた。
    エラい人は、決してエバらない。そう解った。
    大江は、勲章クビから下げてるけどエラくなくて、キヨシローは、本人そのものが勲章。そう思った。
    「性的人間にはなりたくない、そう思いながら生きてきて、セブンティーンから何年も離れてしまったよ。」
    そう、あの頃の私に伝えたくなった1日でした。

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