哲学入門 (1968年)

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感想・レビュー・書評

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  • 以前、旧仮名遣いを見つけたので、今回は現代仮名遣いの本を図書館でみつけて、再度トライ。哲学の本を先に読んでいたためか、読みやすかった。

    本編は、当時4日間にわけて講義した記録が元なので、4編にわかれている。

    1日目は、哲学を「哲学概論」という地図を使って、神学(宗教哲学)と、認識論(自然学)・形而上学(実態論)・倫理学にわけた上で、歴史哲学・芸術哲学を定義して、政治哲学を定義している。

    2日目は上記の相互の関係を定義し、3日目に科学哲学と歴史についての関係性、4日目には特にマルクス経済学について深く掘り下げている。

    講義者は、西田哲学に師事し、その後批判をしたこと経歴含めて、哲学に造詣が深く、本質論をつかんでいる。かつ、図などを使ってうまく説明している。現代の状況をつかむためには、読んでみると新しい関係性にきづけるかもしれない。

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