- Amazon.co.jp ・本 (185ページ)
感想・レビュー・書評
-
凡人の存在は天才を際立たせ、
天才の存在は凡人を背景に押しやる。
天才の存在は凡人の存在意義に疑問を抱かせる。
天才の到来を待つしかない凡人の非力さ
同時に道具としての天才使用が歴史を轢いて行った。
凡人は彼らと比べてしまえばあまりにも惨めに思えてしまう為に彼らを見ないようにした。否、彼らを見なくて済むような社会を創り上げた。
天才の有する力を凡人は必要な時だけ希い求め使用し利用した。
凡人にとって天才とは、畢竟、押し入れに眠っている救急箱にすぎないのではないかとすら思えてくる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
[ 内容 ]
世に天才といわれる人物は多い。
ミケランジェロ、ゲーテ、ベートーベン……。
人類の長い歴史の中で、社会の発展や文化の創造にさまざまの貢献をしてきた彼らの、とび離れた能力はどこから生まれるのだろうか。
心理学・精神病理学を駆使してこの興味ある問題を分析し、画一性のみを要求する現代社会と教育に警告を発する。
[ 目次 ]
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
ちょっとだけ読んだ。
いずれ読み直す。 -
読了1回 (2009/09/04)