中国の赤い星 (1964年) (筑摩叢書)

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制作 : 宇佐美 誠次郎 
  • 筑摩書房 (1964年発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (362ページ)

中国の赤い星 (1964年) (筑摩叢書)の感想・レビュー・書評

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  •  これを読むと中国という余りに大きな国土と人間を統治していくためには、大半を占める「農村部の人間」の支持を得ることが重要ポイントだったのが良くわかる。それは今に至るまで同じことなのかもしれない。

    “ わたしは彼ら(※農民)の無抵抗ぶりを全く不思議に思った。何物も中国人を闘わせることはできないのだ、としばらくの間わたしは考えていた。
     わたしは間違っていた。中国の農民は無抵抗ではなかった。方法と組織と指導と有効な綱領と希望と-そして武器が与えられるなら、彼は闘うのである。”(P155より引用)

     共産党独裁の元、ついにGDP世界第2位まで登りつめた大国。それでも都市部と農村部の格差は大きくなっていく。人権や外交など「政治問題」に限らず、鉄道事故や食の安全など「生活問題」が国民一人一人に降りかかる現代。捻り潰しやすい戯言であったはずの「ネット言論」が、新しい革命の「武器」になる日が到来しているのかも、と読後に思った。その行く末はどうなるのか見えないけど。

  • 188夜

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